亜熱帯ジャンクカメラ・オートバイサーフィン

ネットオークションのカメラ・レンズの相場を知り安く買って時には売ってホットな写真ライフを楽しもう。気分はもう亜熱帯! 追記:オートバイ(バイク)・ツーリングの話もあり

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 拙僧が名古屋の大学の夜間講座に週一で通っている話は既に報告させていただいたと思う。動機は「そろそろヒモ生活をひと段落して、所得を稼ぐきっかけを作りたい」というものだ。大義としては道理はあるのだが、拙僧の体調が諸般の事情にて悪化し、復職へのスケジュールは大幅に遅れる見込みとなった。党の方針としても「今は急がず備えよ」なので、特別拙僧の立場が悪くなるわけではないのだが、些か不甲斐ないのも事実だな。その夜間講座なのだが「ビジネスベーシックスキルアップ」を主テーマとし、毎週毎にサブテーマと講師が変わるのだ。大抵の場合は中小企業診断士が講師になるのだが、弁護士なのに中小企業診断士の資格を持っていたり、会計士の方も含まれたり、その講師の方々のバックボーンも様々だ。一番笑っちゃったのは「元コーエイのゲームミュージック作家」という経歴の持ち主だな。コーエイというのは割と老舗のパソコンゲームメーカーである。現在はテクモ(旧テーカン)と合併したようだな。テクモというかテーカンはアーケードゲームの「スターフォース」が知られるところだ。「スターフォース」というとハドソンを思い浮かべると思うが、あれはハドソンがファミリーコンピュータ向けにライセンス生産したのだな。ゲーセン原理主義者の中学生時代の拙僧はハドソンや「高橋名人」は外道下衆として侮蔑していたからファミコン版などというものは全く認めなかった。後になって考えれば、札幌のゲームメーカーで「原始人の格好をさせられる検査要員」は軽く気の毒だなと思ったのだが、最近、関東系のAMラジオで御出演なさり、その痛い感じのキャラクター性が御健在なのを知った。「戦闘的人生」なんですかね、そういうのも。コーエイに話を戻すと、一般的には歴史シミュレーションゲームで知られるが、Z80や「テクノポリス」の時代から闘争を続けていた拙僧にとっては、なかなかご立派なジャンルに挑むポルノゲームメーカーとして知られていたな。拙僧が実際にそのゲームを楽しんだという訳ではない。有名な「オランダ妻」とか「マイ・xリータ」とかの時代は、拙僧ら恵まれない身分の者にとってはパソコン所有などというのは夢のまた夢であったのだ。辛うじてパソコンに接するのは民族系デパートのパソコン売り場だった。そこでゲームをしていたかというとそんなことはなくて、先輩らがベーシックで「テーブルテニス」レベルのゲームを作るのを眺めていた。勿論、記録媒体(当時はカセットテープだ)に記録も敵わず、毎日一からコーディングしていたはずだ。今から考えると凄えなあ。だから、自宅のパソコンで「小学生相手のお医者さんごっこ」など到底不可能だったのだ。考えてみれば自分が小学生なのだから、同級生相手に「お医者さんごっこ」をしてもセーフだったかもしれないな。あー、すればよかった。

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話がズレたが「パソコンを活かした業務」のようなサブテーマの講義があったのだ。聞けばITエンジニア上がりの中小企業診断士だという。なので、ちょっと込み入った現在のソフトウェア開発事情を聴きたかったのだ。拙僧も、介護や簿記と言ったフロンティアに挑んだのだが、ことごとく作戦は失敗し重要な要衝を失ったのである。それで、ハローワークの職業訓練校で知り合った女子とカラオケに行くとか、泊りがけで飲むとか、そういうのは副次的な別な成果だな。とにかく、ソフトウェア開発業で再び社会と言う戦列に参戦を試みているのだ。拙僧の技術は所詮10年前の代物に過ぎない。しかし、三河辺りの中小製造業が使っているアプリケーションは10年前の物だし、OSだってXPが主流だ。内宮筋が海外担当をしている3000名規模の三河自動車一次受け工場だって、やっと7に移行する目途がついたレベルなのだ。なので、「すぐさま取引先のアプリケーションに社内システムを全入れ替えするのは無理だけど、対応しなければいけない取引先に関する部分の改修」というニーズがあると踏んだのだな。ならば拙僧のスキルでも出来そうだ。問題はマーケティングと客単価だな。それと、システムを穏便に移行する以上、現在流行の開発言語とDB基幹アプリも知りたいところだ。なので、講義が終わった後に講師を留めて、拙僧のビジネス展開を聞いてみたよ。拙僧は基本的には必ず講義が終わった後も講師を引きとめて質問をぶつけたり、拙僧の認知の精度を確かめ修正している。そうじゃなきゃ損じゃないですか。仕事で彼らに質問するとお見積もりもいいんですよ。生徒ならタダも同然。レジュメと講義を覚えるだけなんて勉強としては成立しないし、廉価とはいえ出費分は回収しないとね。

「そのビジネスは全く成り立たないね。」

と講師はキレ気味に言うのだ。

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初めはどうにも拙僧の受講態度やファンションが気に入らないと言っている風にしか聞こえなかった。まあ、赤茶髪に毒々しいアロハだしねえ。でも、そういうのって質問した側からすると期待外れよねえ。それで「また、ツマラナイものを切った」と思ったのだが、2~3分程文句を垂れたら満足したようで、身のある話に移行した。実際に、拙僧が想定したビジネスモデルの精度は著しく甘かった。これは事実である。特に客単価に関しては甚だ勘違いだったな。例えば、正社員10名、派遣社員常時30名のメッキ工場があったとする。年商ベースで10億にとどかない位かなあ。そういう中小企業の業務システムを見る機会があったのだけれど、拙僧が見た限りでは1カ月くらいの仕事に思えた。Accessベースのプリミティブなシステムで、好意的に見ても10年落ちだなあ。コンピュータのアプリケーションは自分で学んだりしないから、シーケンスは10年前のままである。ここでは、OSやアップル系端末が自動的にネット上のパッチを自動アップロードするのを「自己教育コンピュータ」と並べるのは避けてほしい。業務システムのシーケンスは10年前でも、実際の業務シーケンスは次々と変わるからアプリケーションの業務システムとは乖離してくるな。それでどうするかというと、自分では型番の違う2台のマセラティを転がす社長は、自社への投資は惜しいのでアプリケーションの更新に金を払うなんてもっての外だ。だから、対応出来ない帳票やら伝票やらは事務社員がエクセルベースで別に作るのだ。実際には極めて手書きに近い帳票からデータを起す。そういうのって、単位時間当たりの労働単価でみると、ソフトハウスにちょっと業務システムを弄ってもらう方が年度スパンで考えるとコスト安なのではと思うのだが、三河の恵まれた環境で育った2代目社長には響かないな。無論、社員は真面目なら真面目程、損な役を押し付けれられるのだが、そういう製造業の事務スタッフ、概ね女性なのだが離職率は高く、社長は無理をさせてもなんとも思わない。どうせ、スグ辞めるのだ。それでも、1カ月の仕事なら100万円だから、改修には10万円+αといったところだろう。それを拙僧は5万円で請け負って差し上げる。常識的には赤字なのだが、拙僧は実質的には妻が食わせてくれるし、小遣い稼ぎ程度の仕事としてはイイんじゃないかな、と思ったのだ。

「キミが海外の町で歩いていたとして、突然現れた人間に”今、あなたはお腹が空いている。それを満たすには時間にして10分、費用にして1000円の時間が標準的なスケールで必要となる。それを私は時間にして2割減、費用にして5割減のコストで私は満たすことができる。”と言われて、キミは信用するかね。」

と講師は仰るのだ。

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確かに講師の仰りは正しい。まず、拙僧が安く仕事をできる根拠が「妻が食わせてくれるから安くするよ」では顧客は納得しない。それに吹けば飛ぶような中小企業も必要なら300万円位の投資はするというのだ。前者はその通りである。確かに、顧客としては怪しい話にしか聞こえないな。後者だが、まず設備投資は減価償却になるから、銀行向けにそれなりのドキュメントを用意すれば300万円くらいの資金は調達できそうだな。減価償却だから翌年以降の税金対策としても有効だ。それに、よくよく考えれば1カ月と見積もったのはコーディングに関してだけだ。実際に厄介なのは要求定義なのである。業務シーケンスのコンピュータ化のメリットは「従来の業務シーケンスの単純なコンピュータ化による手作業の軽減」か「冴えたコンピュータ化したシーケンスに従来の業務シーケンスを修正して合理化する」のどちらかなのだ。しかし、多くの中小企業はスタッフ引き継ぎの手順がドキュメント化していればいい方で、大抵の場合は社内全ての業務シーケンスを把握している人が一人もいない場合が多いだろう。そういう「呑気な三河の中小製造業」相手に要求定義をまとめるのは一苦労だ。これは100万円くらいでは割に合わないな。実際に想定できるのは要求定義の段階で、「どう考えても関わったら損だな」と思える顧客にぶち当たったらどうしようということだ。これは、別の講師に相談した時に認知したのだが、「要求定義」と「開発製造」で見積もりを分けるべきだな。それなら、「要求定義」の段階でさじを投げた方が得策と至ったら、「開発製造」の見積もりを無理目に高く設定すればいいだけの話だな。
「全システムを入れ替える体力は無いが、必要な取引先に限定した改修」のニーズに関しては講師も否定はしなかった。問題はマーケティングなのだ。それが必要な顧客でも、拙僧がカドヤのジャケットを羽織ってCRM250Rで登場したら契約には結びつかないだろうな。その辺の柔軟な戦術は、ゆっくり考えることにしよう。腹案が無くも無いのだが、まずはベーシックとなるスキルの構築だな。拙僧も10年開発畑から離れているし。ファーストコンタクトで圧倒的にな打撃力を与える程にスキルアップしなければ話にならないな。

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最近、接触のあるmixiコミュニティが写真展覧会を企画している。テーマは「コンタクトプリント」。当然モノクロフィルムが対象となるな。今どきとしては、なかかなか骨のある企画ではないだろうか。拙僧も参加表明をした。ネガは先日のビーチモデル撮影の中から選べばよいだろう。折角だから、モルト不良で豪快に光線漏れしているネガを選んだ。ペンタックスMEにトキナー20~35mm、リノケン50mmF2、ユピチェリ9で撮影したカットが混在したもので、露出もばらつきがあるのでアクセントになるのではと思ったのだ。どうせ、上手い方には敵わないしねえ。変則技で勝負よ。

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サイズは六つ切りなので自分の家でもできなくはないのだが、残念なことにコンタクトプリンタが無いのだな。そしたら、mixiの有志の方が自宅で暗室環境を作り、プリント会を開くというのだ。彼の自宅は三河の拙僧宅からはかなり遠い名古屋市街なのだが、拙僧は誰かに現像・プリントを教えてもらったことは無いので、人様の手順も拝見したいと思って参加したのである。それで、当日、有志の方の自宅に伺ったのだが、素晴らしい暗室だった。まず、クーラーが効いているし、部屋も大きい。装備もイイのだ。LPLのタイマーに引き延ばし機と暗室ライトが連携している。凄いなあ。おまけにサーモヒーターで現像液の温度管理もしていた。拙僧は、プリント時の現像液の温度なんて測ったことは無いぜよ。折角のタイマーは使い方が分からなかったので腕時計で測ってプリントは行った。我が家の東芝の暗室電球に比べて、彼の暗室ライトは遥か明るいから腕時計がはっきり確認できるし楽な物よ。その大雑把な作業は有志の彼にして

「なんてでたらめな人なんだ」

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と言わしめたが、これは拙僧にとっては最高の褒め言葉だな。あまりにも快適なので2時間も作業してしまった。拙僧は知らなかったのだが、当日にフィルムの現像も行う組が居て、拙僧の暗室を拘束した時間は大した問題にならなかった。現像組がプリントしている間、拙僧は付かれたので有志の彼の細君とお話をしたのだ。疲れたしねえ。しかし、こうやって昼間から人妻と二人で話をするのも良い物だなあ。プリント?ああ、そんなものは拙僧並みにできたんじゃないですか。

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当日現像組の第一陣が完成して、暗室から出てから自分のプリントを乾かしたのだが、なんと、スポンジで軽く拭いてからドライアーで乾かすという。ええ?プリント面が痛まないの、それにカーリングしないかい?拙僧なんてRCペーパーはドライウェルに通してから天日乾燥で1週間は干しっぱなしよ。だって、RCペーパーってくっつくじゃない。聞けば、名古屋の好事家の暗室講座ではそうだったらしいのだ。まあ、教室は1日で終わらせなきゃだからドライヤーで強制乾燥させるかもしれないけど。大切な写真は自然乾燥させた方がよくないかなあ。まあ、若い連中に説教するのは嫌なので言わなかったが。

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それでも、引き伸ばし用レンズは「LPLではダメだ。少なくとも中古のELニッコールを使いたまえ。」とだけは、助言させていただいたのだが。

コンタクトプリント(硬)

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コメント

まいどです Rikkie師匠

いやぁ・・・自分も人妻に憑かれてみたいっす^^;)。

昔々・・・今は亡き"学研の科学"の付録に、"日光写真機"が
付いた事がありまして、これが現像やプリントまで自分で
出来るたいそう面白いモノでした。(こんなの↓)
http://camera.awane-photo.com/6/4/kagaku/
押入れの一画を暗室にし、豆球をマジックで赤く塗った照明を
点けて、汗だくになって暗室遊びをしましたっけ^^)。
当時は、町のちょっと大きな写真屋に行けば印画紙も剤も
普通に売っていましたもんね。

  • 2013/07/22(月) 18:55:57 |
  • URL |
  • 鍛冶屋 #xw27v.Lk
  • [編集]

どもども、鍛冶屋殿。

そんなに艶っい話をしたわけではないですけどねえ。なかなか、整った顔立ちの細君だったのでそれなりに楽しく・・・。

学研の「大人の科学」でピンホールカメラが付いていた時に、切手大の印画紙と処理液が付いていたんですよね。それで、試したんですが、そこそこ面白かったですよ。
ただ、こういうは子供のうちでないとありがたみの感じは薄いですよね。

それにしても、クーラー付きの暗室は羨ましい限りでしたわ。

  • 2013/07/23(火) 17:57:54 |
  • URL |
  • Rikkie #1Nt04ABk
  • [編集]
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