亜熱帯ジャンクカメラ・オートバイサーフィン

ネットオークションのカメラ・レンズの相場を知り安く買って時には売ってホットな写真ライフを楽しもう。気分はもう亜熱帯! 追記:オートバイ(バイク)・ツーリングの話もあり

DSCN8190.jpg
(この地味なスタイリングがスナップ撮影でステレス効果を発揮する)

もうだいぶ日にちが経過したから大っぴらに言っていいのでないかと思う。

まだ、初夏といっていい頃なのだがSNS系で知り合った方が合同写真展を開くというのでオープニングパーティーに行ったのだ。パーティーというのは大げさで、初日にスナックとソーダで知人と一緒に親睦会といった規模であろうか。意外な事に15畳のリビング程のギャラリーに30名ほど集まっていた。どうやら複数のSNS系の知り合いらしい。拙僧の知り合いは1名だけだったのだが、後で2名ほど知っている方を見つけた(先方から指摘があった)。他にも拙僧は存じ上げないのだが、拙僧のネットネームを知っているという方に少なくなく出会った。多分、ネガティブに流通しているのだろう。親睦会そのものはブログの話題ではないので詳しくは割愛する。

DSCN8201.jpg
(初めて知ったのだがDPxメリールはフラッシュを非搭載だそうだ)

ビックリしたのはシグマの方がいらっしゃったのだ。開発関係ではなく、マーケティングか販売企画系の方のようだったのだが、素晴らしく熱い方でちょっと感動してしまったな。ちょうど、シグマdp2クアトロの発売が近く、稼働機も持参してくださっていた。拙僧はカメラ雑誌も図書館でクタビレタ1年以上前のモノしか見ていないので知らなかったのだが、シグマDPシリーズも大変貌していた。シグマの方にはちょっと失礼だったかな。しかし、拙僧が新品で購入した数少ないカメラがシグマDP1なのである。棚ずれ品で安かったが、ひとまず新品である。他に新品で購入したカメラはキヤノンのパワーショットA10だけだ。レンズだとMFのコシナ20mmF3.8を中野フジヤカメラ購入したことがある。他にはリサイクルショップで売れ残りが流れ着いたフジフィルムのエピオンRVXを3000円で買ったことがあるが、あれも新品のうちに入るのだろうか。元箱無しの未使用と思われるフジカ ZXM300もあるな、380円だった。

SDIM0040.jpg
(低照度に強くないカメラだが拙僧には十分だな)

何気なく壁際に転がしてあったがのシグマ120~300mmF2.8で、旧世紀ならひっくり返るようなスペックのレンズも持ってきてくださっていた。ちょっと持ち上げてみたのだが凄く重くて、とても拙僧の手におえる代物ではなかった。価格は失念したが実売ベースで30万円台だったと記憶している。てっきり、拙僧のユーノスロードスターNA8(16年落ち)よりも高いと思っていたので二度ビックリだ。思わず「うげっ、安い!」と声を張ってしまったな。シグマの方はネイチャーやスポーツ撮影を気軽に(とは言っても中古のスズキのボルティ系単車が買えるくらいの価格帯のレンズなのだが)に使ってほしいとおっしゃっていたが、拙僧はポートレイトに使えるのではと進言させて頂いたな。ちなみにマウントはEFマウントだった。拙僧は写真展の親睦会にカメラを持っていく程、野暮ではないので持参しなかったが、自慢のカメラを持参した方は多かったな。しかし、このレンズのパフォーマンスに気付いたからはらっしゃらないようで、発見した方は数名確認したが、ご自慢の最新EOSデジタルに装着した方は(拙僧の知る限りは)いらっしゃらなかったようだ。

SDIM0746.jpg
(不十分な光源下でも塗装やメッキの光沢に注目)

旧世紀にはニフティフォーラムなどで無責任なサンニッパ信仰の方々がいらっしゃったが、実際に持っていればイイ方で大抵の方は使いもしなかったし、そもそも持ってもいなかった。それなのに他人(初心者)に勧めるのである。拙僧もオッサンになったから言わせて頂くけど、イイ加減な連中だった。安ズームレンズでもイイから試していただくと分かるのだが、300mmだとモデルさんにポージングを依頼するのにメガホンが必要になるし、バストショットからアイラインのポジションに移動するのにダッシュしなければならない。あの重くて高額なサンニッパをカメラに装着した状態でである。旧世紀の大物写真家だとモデルさんを数日借り切って呑気に三脚をオッ立てて撮影きるだろうが、5~6名の少人数の撮影会やモデルさんを半日契約しなければならないエコな現在では現実的ではないな。なので120~300mmF2.8でポートレイト撮影は現実的なパフォーマンスとして有力であろう。

P1000064.jpg
(光学12倍ズームのルミックスDMC-FZ50にて撮影)
(ズームレンズだって起動力だが単焦点より何かと楽)

これはシグマの方にも直接言ってしまったのだが、DP2クアトロで残念なのはボディが大きくなったのとデザインが著しくエグくなったことだ。シグマの方によると営業や顧客から撮影可能枚数の少なさを指摘され続けており、その対策としてバッテリーを大型化したのだそうだ。その親睦会では従来のDPシリーズフォロワーの方もいらっしゃったのだが、似たようなことを言っていた。しかし、これはお門違いだろう。確かに拙僧のDP1など、フル充電しても1日持てばいい方だ。しかし、DPシリーズは安物のコンパクトデジカメとは明確に異なる。頭を掻くように1日に1000カットも撮影するカメラではない筈だ。そもそも、DPシリーズのカシオのエクシリム用NP-40に似たかまぼこ型のバッテリーは純正でも1個2000円くらいで安いのである。バッテリー切れが怖ければ5個でも6個でも予備を買えばいい。親睦会のフォロワーの方は

「そのバッテリーを交換する時間も惜しい撮影があるんです」

なんて言うのだが、だったら3台も携帯すればいい。拙僧なんて200mmを装着したペンタックス6x7と400mmを装着したキヤノンAシリーズとルミックスDMC-FZ10の3台を首にぶら下げて、更にコンパクトカメラの2台も両手かポケットに入れて交互に撮影する。DPxメリールの中古価格だって落ち着いた物だ。それに「バッテリーを交換する時間も惜しい撮影」ってどんなシチュエーションよ。聞いたら明確な答えが無かったから、そんな撮影を実際にしているのか怪しいな。そもそも、そんなミッションクリティカルな撮影にデリケートな運用を身上とするDPシリーズを選択するのはアンマッチだ。人間の運用に頭を使わずハードウェアのせいにするってのは気に入らないな。そんなことを本人の前で行ってしまうから、ネットネームがネガティブに流通しちゃうのだろう。お茶目だなあ、拙僧って。

DSCN8199.jpg
(素晴らしいパフォーマンスのレンズだが交換式ではなくフィクスしていることもパフォーマンスに貢献しているだろう)

DPシリーズにレンズ交換式を要望する方もいらっしゃるのだが、DPシリーズってのはフォベオン(Foveon)という撮像素子を限りなく理想的にパフォーマンスを発揮するのが至上なのである。レンズ交換式にしたら機械的にも電気的にも不安要因が増える。当然、部品点数も多くなり重くなるから軽快な運用は不可能だ。勿論、信頼性を下げるわけにはいかないから品質管理コストや生産コストが跳ね上がるから高価になる。そして肝心の理想を妥協せねばならなくなるのだ。レンズの焦点距離やF値によって理想的なレンズのバックフォーカスや口径、レンズシャッターや絞りの位置は異なるのだ。レンズ交換式にしたら、それらを全て妥協しなければならない。フォベオンのユニークなパフォーマンスを発揮するために一切の妥協を排除し、理想を求めたフィクスしたパッケージングがDPシリーズなのだ。だから、広角・標準・望遠の3種類のレンズを登載したボディを用意しているのである。レンズ交換が可能になる代わりにボディが大きくなって、「バックフォーカスも同じにしなければだから光学的にも妥協しなきゃだし、撮像素子の大きさの都合ならレンズの錯乱円はこんな感じでイイや」ではDPシリーズの理想でなくなるのだ。

拙僧がシグマの方のに聞きたい事は山ほどあった。なので物理的に連動するフォーカスリングが欲しいなどという方には、「一体ヘリコイド切ってその切削屑を残らず清掃して、グリスつめたら蒸発したグリスをどこに逃がすんだよ。ボディだって大きくなる。大体、理想的なレンズの繰り出しが、人間が物理的に操作できる精度だとか限らないだろ。デジカメ時代のレンズはそのくらいシビアなんだよ。そもそも、オタクは人生で何回デジカメでMFしたことがあるんだよ」と言って追っ払う必要があった。そうやって方々のコミュニティからの評価を下げているんだろうな。お茶目だな拙僧は。

DSCN8205.jpg
(本気を感じるモードダイヤル)

レンズというのは中判カメラよりもライカ判カメラの方が解像はシビアで、更に小さい撮像素子になるともっとシビアである。小さい受光部を拡大するんだから当たりまの話だ。また、レンズの構成要素は諧調(調子)と結像と解像、カラーの場合は発色である。よく雑誌の量産型ライターが「コントラストの高いレンズ」などと知れ顔で言うが、コントラストは諧調の特性やエッジがピーキーでコントラストが硬調になりやすいプリント(デジの場合は鑑賞する画像)になるということで、レンズの特性ではない。コントラストが高いのではなく、コントラストを調整するのが難しく、調子が高くなったり低くなったりせざるを得ないレンズがあるのだ。そういったパフォーマンスが限定的なレンズは50年代や60年代ならまだしも、21世紀にはあり得ない。写真や画像のコントラストを決めるのは昔だったら人間の暗室作業(かプリンター)であり、現在だったらカメラ内か後手順の画像処理で行う。シグマの方のよれば、概ねその通りのようだ。

Image77.jpg
(一般的に硬調とされる60年代までのニッコールだが、この105mmF2.5のように調子の特性が穏やかでイイ具合の軟調に決まりやすいレンズもある)

なので、簡単にレンズについて「流石に中判レンズは解像度が高い」とか「ライカ(ツアイスでもイイ)のレンズはコントラストが高い」などというライターはあてにならないのではないか、という長年の疑問を解くことができた。

(続く)
スポンサーサイト
このページのトップへ

FC2Ad

Information

Rikkie
  • Author: Rikkie
  • FC2ブログへようこそ!

Search

Calendar

07 « 2014/08 » 09
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

 

プロフィール

Author:Rikkie
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR