亜熱帯ジャンクカメラ・オートバイサーフィン

ネットオークションのカメラ・レンズの相場を知り安く買って時には売ってホットな写真ライフを楽しもう。気分はもう亜熱帯! 追記:オートバイ(バイク)・ツーリングの話もあり

DSCN8818.jpg
(到着早々から、このような状態に。幸先が悪いなあ。)

諸般の事情から名古屋へ赴いていた。特に作戦の予定も無く、当面の戦闘は回避が基本的なステータスだった。そうは言っても、折角、名古屋まで足を運んでいるのだから、敵情偵察を全くしないという訳にはいかないよな。それに、幾つかの「早急に処分すべし」とした兌換性のありそうなカメラをさっさと使って手放したいし。しかし、拙僧のドニエプル(BMWのRシリーズのコピー)装備の偵察隊は伏見の小教皇領の玄関口で神聖名古屋中古カメラ同盟の戦争発動を知る。しかも開戦は9月18日である。って、今日は何日よ。ああ、17日じゃないか。ええっ?明日からジャン。

DSCN8820.jpg
(こいつが稼働状態になるのは気が遠くなるほど先だな。)

東京長征では限定的な時間と戦力ながらも満足な展開を得た。その後、当面は総力戦となる様な大戦、或いは戦役は無いものと思っていた。名古屋での諸公侯と教皇領、及び共和国軍の全面戦争は歳末まで動きはないものと予想していた。なので、長征から帰投後も、「レンズの絞りが悲観的なコンディションのペンティナ」とか「絞りが動かないので、継続的にベンジンを投入して続けたら、最近は安定してきたニコレックス」とか「外観はボロボロ、ひとまず撮影は出来そうだが、1/100より速い速度だと変化してないような気がするエディクサ」とか戦略的な成果と結びつかない消耗戦でイタズラに戦力を消耗していた。それで、拙僧の師団も組織的な作戦に動員されるとは予測していなかったから、帝国主義者の「開戦の詔勅」は寝耳に水だった。幸いしたのは、ネットオークション機関から纏まった数の戦車と兵員が動員可能であった。それでも、師団の定員には届かないのだが、1回ならば組織的な戦闘が行えそうだった。

P1030062.jpg
(戦場はこのビルディングの8Fである)

名古屋における戦役は伝統的には梯団を組み連続2次攻撃をポリシーとしていた。つまり、開戦初日の第1次攻撃では損害に構わず「スイートなブツ」を確保し、週末を越えた第2次攻撃で「半値ジャンク物」を大量確保する。しかし、今回は動員した兵力からして作戦は1度しか行えそうになかった。なので「初戦で撃破」か「追撃戦で敵抵抗力の無力化」を決めなければならない。三河駐屯地へ向かう名古屋鉄道の車内で拙僧は閣僚と複数のシミュレーションを試みた。当初は週末を見送り、戦争終盤に落穂拾いのような消極的な攻撃を考えていた。しかし、名古屋では貴重な大戦であり、関東や関西の諸公侯兵力が終結する機会は滅多にない。なので、戦力は限定的ながらも、開戦初日、初動起動攻撃で「そこそこスイーツなブツ」を確保し、ジャンク小公主領には一切目をくれずに撤退と決めた。開戦前日は飲酒も控えて、師団のコンディションを維持した。

P1030064.jpg

開戦当日、拙僧の師団は少し出遅れた。開戦は10:00であるが、師団の先鋒隊の到着は10:30になりそうだった。これは拙僧も迂闊だったわけではなく、なにしろ昨日の今日で急造で編成した師団だから、急激な展開で貴重な戦力を浮足立たせたくなかったからだ。それに、東海地区の諸侯勢力がいかに領地に飢えていようにも、ボーナス供給から1カ月以上も経過しているのだ。諸侯勢力の戦争継続能力も限定的なのではないか。拙僧は、そう予測していた。つまり、迂闊だったわけだ。

P1030065.jpg

拙僧のオートバイ隊とBRDM-2で編成する偵察部隊が前線に到着した時、拙僧の呑気なプランは一気に粉砕された。凄まじい打撃戦なのである。エスカレーターで戦場に到達するや、複数の師団から軍団規模の戦闘部隊が激しい戦いを展開していた。名古屋中古カメラ戦争においては、諸公侯と教皇側の陣営はほぼ確定しており、ジャンク戦闘が最も激しい地区は入り口と、奥手右壁である。最も熱い入り口付近の戦場では封建主義陣営も共和国軍も乱れており、戦場の奥の方は確認もできなかった。我師団の主力が鉄道輸送を完了する前に作戦を変更しなければならない。

P1030068.jpg

既に初戦を展開した共和国軍の部隊が樹脂製のカゴを傍らから外さず、端からジャンク物件を確保していた。拙僧の師団も色めきだった。よくよく考えれば「スイートなブツ」なら、適切な価格帯で新宿か中野、或いは有楽町で確保した方が遥かに良い。総合的には出血量も抑えられる。今できるのは限定的な戦力ながらも迅速に展開し、「名古屋の田舎者の目から逃れた将来の花」の確保だ。師団のポリシーを打撃突破からジャンクゲリラ戦にシフトしたのだ。

DSCN8353.jpg
(参考:トリオプランを搭載したバルダ。)

まず目についたのはヤシカルーキーやビューティ―フレックス、プラウドIII(コミナー付き)それにバルダックスと言った中判モノである。価格はそれぞれ2000円である。ヤシカルーキーはいずれ欲しかったのだが、なにしろヤシマールは幾つも転がっているしなあ。プラウドも迷ったのだが、蛇腹に穴が開いていた。拙僧の工兵隊で何とかなりそうだったが、逡巡。バルダックスが関心深かったのは、レンズがF2.8だったのだ。ブランドがバルダナーだった気がするのだが、よく覚えていない。テッサーやトリオプランではなかった。そこが、拙僧にとってはスーティーだったのだ。テッサーやトリオプランなら既に確保してあるしな。蛇腹は大丈夫のようだが、あまり大切にしていなかったのは確かでボロボロ。レンズもカビや汚れが確認できたが、分解しなくても大丈夫そうだった。シャッターもひとまず切れたのだが、名古屋の地方公侯なら簡単に相手にしないと思ってその場は後にした。

DSC_0152.jpg

中判モノの確保に躊躇したのが、拙僧のフィルム輜重の変化であった。拙僧の大陸からの補給元である楽凱(ラッキー)がとうとう民生フィルムの製造を終了したのだ。なので120判もライカ判も、廉価で安定したモノクロ供給元を失ったのである。更にコダックが120判TMAX400の製造も終了してしまい、キタムラで確保できる120判モノクロフィルムが事実上アクロスだけになってしまった。アクロスに不満があるわけではないのだが、以前よりは120判フィルムの運用に制限を生じるだろう。なので、現段階で中判モノを増やすのには抵抗があったのだ。

Image06_01.jpg

しかし、戦争と税務署は待ってはくれない。まずはライカ判カメラで橋頭堡を築くことにした。右壁ジャンク領に辿り着いた師団はリコーのスーパーショット2.4に遭遇する。これは「シャッターがお亡くなりになっていなければ奇跡」と言われるスーパーショットと基本的には同じスタイリングのボディに常識的な機械式シャッターとF2.4の「そこそこイイ」レンズを組み合わせたものだ。イギリス人の水平対向エンジンのコピーは無理と悟って、T-64をベースに手堅くまとめたT-72のようなものだ。スーパーショットの「リノケン43mmF1.7」の圧倒的な打撃力には叶わないが、ダイヤフォーカスというユニークなギミックを搭載している。今回は説明を避けるが関心深い物だ。勿論、効果は疑問な代物だ。シャッターはちゃんと切れてファインダーも綺麗。ダイヤフォーカスも「動く」ことを確認した。1000円の出血なら確保だろう。ただちに多連装ロケット大隊による制圧と共に空中機動急襲部隊を投入して確保だ。

DSCN3591.jpg
(参考:リコーオートショットもあったのだが、リコーのゼンマイ物は幾つも確保してあるので接敵を回避。)

1000円のキヤノンT-90も色めき立った。しかし、絶対に完全ジャンクだろうな。それでもネットオークションで売ればジャンクと知っていても3000円くらいで処分できそうだ。しかし、師団将兵の戦意維持のためには、そういう出血は避けた方がイイだろうな。勿論、そのT-90は速やかに無くなっていた。ヤシカルーキーも目の前で共和国諸兵に奪われたが、師団の消耗を防げた理由には適切だった。暫く、善戦を続けたていたバルダも地方諸軍に確保されたようだ。やはり、現在の我が師団ではヒンジ金具がギシギシ音を立てる中判目測蛇腹カメラの運用は展開しない方がイイだろう。同様の事情からプラウドIIIも諦めた。コーワのカロ181が3800円で相当関心深かったんだけど、あちこちミシミシいってすごく怖い。ひとまず、シャッターは切れるんだが、リングというリングが鬼のように固く、特に感度を設定する思われるリングが正常と開思えない廻り方をするので退散した。ちょっと、惜しかったかなあア。でも、あれは使い方を知らないで無理に動かし続けたら確実に壊れるな。

DSCN9307.jpg

戦果は下記の通りだ。

リコー オートショット2.4ダイヤフォーカス
ペトリ プレスト
ミノルタ M3
コニカ ヘキサノン35mF2.8(旧ロゴ、ARマウント)
サンマーキュリーの電池 MR-9の代用品(中国製)x2
マミヤ セコールC 180mmF4.5(バルサム切れ、RBマウント)

ペトリプレストは拾いモノではないだろうか。一応、露出計も生きているようだ。初めはどこにも巻き上げレバーが無いので、分解ジャンクかと思った。こいつは巻き上げレバーがボディ底部にあるのだが、どういう訳かペトリ7(1.8)のケースに無理やり入れてあったので、セラーも気づかなかったのかもな。このセラーはジャンクの割には異様に高いのだ。こいつだけ1000円と妥当な価格帯であった。ミノルタM3は既に師団には予備も含めて配備済みなのだが、かなり綺麗な個体で500円だったので確保。ヘキサノンはロゴが旧活字体だったのでコニカFマウントだと思ったのだが、ARマウントだった。こいつはジャンクと言うよりはB級品の扱いで3000円と安くは無かった。しかし、スタイリングとロゴが旧態然としていて、もしかしたらコニカFマウント時代の光学系を継承しているのかもと思うと、魅かれたのだ。同じショウケースに転がっていた52mmF1.8付きFTAのレンズを勝手に外して動作チェックをして確保。ちなみに、ブースは名古屋民族系セラーで、先ほどの52mm付きのFTAは8000円のプライスタグをつけていたよ。高けえよ、はっとりカメラ。

DSCN9440.jpg

気づけば、時計は12:00を回り戦場を後にしたのは12:30だった。緒戦で打撃力を発揮し、迅速に撤収という当初の作戦は完全に覆った。しかし、定員に満たない師団戦力の割には、よい戦争だったな。そのまま、戦場である栄から三河に撤収してもよかったのだが、大須観音まで転戦してスナップ攻撃を行う。セコール180mmF4.5は中古カメラ大戦の戦場で確保したのではなく、爾後の転戦先であるコメ兵帝国との小競り合いの中で確保したものだ。以前から存在は気にしていたのだが、20%引きセール作戦をコメ兵帝国が展開していたのだ。前玉周辺にバルサム切れが確認できるのだが、それで写真が下手ならレンズのせいではなく、拙僧が下手なのは明白だ。1600円なら相応と思い確保したのだ。

DSCN9309.jpg

ちなみに、サンマーキュリーの電池はMR9と書いてあるが確実にアルカリ電池だろうな。1.5Vとも書いてあるし625Aとも書いてある。裏面はハングル語で埋めているが中国製だ。この電池のマークは見たことがあって、LR44の物は一度使うと電撃的に膨らんで使い物にならなくなる。それでも、急場しのぎにはなるし、150円なら確保してもイイだろう。カメラバックに常備してけば、不測の事態に対処できるかもしれないしな。

DSCN9311.jpg

例年なら、名古屋では歳末に大戦を控えている。今度こそ、師団をまともな編成として維持しなければなのだが。そういう今日も、ツマらんモノが届いて頭を抱えているのだ。バグラチオンの成功はいかに。

DSCN9458.jpg
(例のモーターマチックからモーターと露出計を省いた安物だと思われる。詳細は不明。)

スポンサーサイト
このページのトップへ
117-1738_IMG.jpg

拙僧は10代の頃から慢性的な頭痛と耳鳴り、肩や首のこりに悩んでいた。原因は明確で、子供を人間とも思わない残忍な親から常時ストレスを受けたいたからだ。そういうのを問題視するようになったのは我が国でも21世紀になってからである。その程度の不幸は昭和の辺境区では普通に転がっていた。だから三丁目なんて思い出したくもない。三河の近くまで来ても拙僧の家に近づくんじゃねえぞ、昭和。てめえなんざ二度と関わり合いになりたくねえんだよ、昭和。その辺でうろうろしているんだったら、とっとと黄泉に帰って二度とアッシャー界に来るなよ、昭和。

117-1733_IMG.jpg

それでも、20代の頃は元気があったので辻褄がを合わせることができたのだが、30代に近づくにつれ、体の不都合を誤魔化しきれなくなってしまったのだな。そこで人生が終了にならなかったのは、幸運にも妻と知り合ったお蔭である。あまり境遇に恵まれなかった拙僧だが、妻と知り合ったのは本当に幸運だった。それで、当時は北京ルートも健全だったので、拙僧の症状にカスタマイズした薬膳酒を調合したり、その調達国の方々の命の値段に換算したら山村の2つや3つは消滅するだろうなあと推測するほど貴重な「本物の紅人参」を入手したりして、試してみたのだ。どういう訳か、慢性の頭痛と耳鳴りは劇的に改善したのだ。肩こりや「諸般の面倒な病」の方はスッキリとは改善しなかったが、良い傾向は確かでありがたい話だった。複数の方法を試したので、何が効果があったのか明確に特定できないのだが。拙僧の場合は(当時は)北京の信頼できるルートを確保し、既に鬼籍だったがタマタマ妻の父親が東薬医で、義理兄も東薬医大学を出ているので知識やクオリティが満足を満たしていた。しかし、誰にでもお勧めできる選択肢ではないな。

115-1593_IMG.jpg
(北京のとある医学大学では医師の顔写真を掲示していてキャバクラみたいに選ぶシステムになっていた)

妻が北米の担当になってから、大陸への出張が激減している。新規の工場が立ち上がるので、約款とか法律的なドキュメントを用意するから大変のようだ。実際のところ、工場が立ち上がるのは中米なので、英語で作成したドキュメントを更にスペイン語化する必要があるのだが、流石の妻もスペイン語は出来ない。そういう事情もあって、新人君が下についた。新人君はスペイン語はそこそこ堪能なのだが、何しろ新卒浪人なので仕事が分からない。なので、妻は新人君の教育も担当しなければなのだ。妻の負担が急激に拡大したので拙僧も不安なのだが。拙僧が出来るサポートは、妻の疲労に応じてマッサージをしたり、妻の好物でエネルギーを確保できるディナーを用意するくらいなのだが。大陸への出張は当面、あるいは今後は全くないかもしれないな。妻の出張は親会社からの伝達員であり、実際に社長級の重役と同行することも度々あった。なので、出張先の待遇は破格であり、大層な手土産を貰ってきたのだ。茶とか酒とか東薬(漢方薬)なのだが、基本的には漢人コミュニティーの属さない拙僧夫婦なのだが、稀に接触してプレゼントするとあちらの顔色が変わる程に高価な物らしいな。そういうのを拙僧の実母に送ったりしたのだが、50gで平均的な漢人の月収くらいする高山ウーロン茶でウーロン杯を作って飲んでいたよ。知らないっていうのは恐ろしいものだねえ。

DSCN8996.jpg

血を吐くような思いで簿記学校を卒業して以降、体調が著しく悪化した報告は既にさせていただいた。現在は大分、回復傾向にあるのだが、慢性的な頭痛と耳鳴りが深刻化し、これがどうにも回復しないのだな。西洋医にも東洋医にも相談したのだが、他の諸症状は改善傾向にあるものの、頭痛と耳鳴りはどうにも改善しない。そこで、妻が思い出したのが、以前の大陸への出張時に貰ってきた東薬だ。これも高価な物らしいのだが(追記:リーズナブルの物で1箱300元くらいらしい。日本円で5000円くらい。毎日常用しても1箱で3ヶ月くらいもつらしい。標準的な大陸人にとっては安いものではないが。)、妻もあんまり関心が無かったので冷凍庫で眠っていたのだ。「阿月交」というのだが、効能としては血を補い巡りを良くして眩暈や動悸、心因性の不眠を改善し、心肺の機能を回復させるらしい。主成分が「馬皮」というのがちょっと気になるのだが、東薬というのは素性をあまり詮索しない方が幸せな物だ。「馬」という漢字も本来は「馬戸」に近いスタイリングなのだが、簡体字なので元々の漢字が特定できない(追記:どうやらロバの皮を煮詰めたもののようだ)。一見、ブツは黒砂糖を固めたプレートに見えるが石のように固く硬性の高い樹脂のようだ。というか、「阿片」に見えるんだけど。これをビニール袋の中に入れて包丁の背で叩いて砕く。服用方法は数通りあるのだが、粉末に砕いて飲むか、煎じる。他には酒に入れて2~3日置くとかいろいろだ。拙僧は以前、薬膳酒で回復した経験があるから、酒に入れることにした。この酒は本来なら白酒を用いるのだろう。白酒は「パイジュウ」と発音する、高粱を主成分とした蒸留酒である。その強烈な香りと圧倒的なアルコールの打撃力で大抵の日本人は粉砕されてしまうのだ。なので拙僧は白酒は論外だ。蒸留酒なら何でもいい筈なのでウォッカにした。拙僧も30代半ばを過ぎてから酒も弱くなって、殆ど蒸留酒は飲まないのだが。その代り、ワインは水みたいに飲むけど。それでアルミ製のシグボトルにアブソリュートウォッカを入れ、砕いた「阿月交」を小さじ1杯ほど入れて冷凍庫に放り込んだ。その話は東京長征の直前で、実はすっかり忘れていたのだ。

DSCN8998.jpg

依然として頭痛と耳鳴りは改善せず、その精神的な負担から身体のあちこちが悲鳴をあげていた。妻からは

「信頼できる東医を確保するから、瀋陽に2ヶ月くらい滞在して治療に専念しないか。」

と、ありがたい提案を受けるのだが、正直言ってセンカク以降、あまり大陸に関わりたくないのだ。それで、例の「阿月交酒」を思い出したのだ。実は昨日の夜に冷凍庫から出したのよ。あんまり眠れないので。それでシグボトルから「阿月交酒」を杯に注いだんだけど、白濁しているのよ。砕いた「阿月交」は確かに茶色だったのに。まさかとは思うんだが、本当に「阿片」じゃないだろうな。ちゃんと成田とか中部の犬が通してくれたんだから大丈夫だと思うのだが。それでも、飲んだのだ。その後は強烈な睡魔に襲われたので記憶に無い。ちゃんとベットに戻ったのは確かなのだが。

DSCN9039.jpg

それで今日、体調がどうかというと、割とイイのよ。本稿の執筆の現在は夕方なので疲れが出ているから、ちょっと頭痛も耳鳴りも気になるんだけど、昼間は久しぶりに元気だった。耳鳴りは多分、消えてはいなんだけど、あれは身体やメンタルのコンディションで気になったり気にならなかったりするからな。効くのかなあ「阿月交」。ただ、胸と言うか胃の辺りがムカムカするのだが、これは「阿月交」が強いのか、久しぶりに飲んだウォッカが影響しているのか分からない。ただ、気分的にこいつを常飲してイイ物か、不安だなあ。身体の中でどう作用しているのか全く予測できないからな。

DSCN8993.jpg

最近、意図的に旧いデジカメを動員しているのだ。具体的に言うと旧世紀の200万画素級以下のクラシックデジカメだ。壊れている場合も多い。なにせ13年以上前のデジカメだからな。なかなか魅力があるカメラも多いのだが、もっと早く使ってくれよというのがカメラの言い分だろう。確かに10年くらいモスボールした物件もあるからな。これは拙僧の不徳の至りだ。

DSCN8990.jpg

困るのは動作確認で大丈夫だと思って外に出したら、途端に壊れる物があるのだ。それもちょいちょいある。例えば、このカシオのQV-2000UXである。200万画素級なのだが、単三型電池を4本も使用するのでやたらデカく重い。しかし、それは1999年のデジカメだから仕方ないだろう。むしろ、ライカ判換算で35~105mmF2.0~F2.8と、当時としては明るいレンズを搭載した意欲作である。これが駐屯地で空シャッターを切っていると大丈夫なのだが、実際に野戦に動員すると途端にコンパクトフラッシュの認識でエラーが出てしまうのだ。電池を抜いてもコンパクトフラッシュを他の物に替えても改善しない。それで、家庭内ジャンク箱に入れようとして、念の為に再チェックするとちゃんと撮影出来るのだ。それで野外に出すと、やっぱりダメで、そういう事を3回繰り返したよ。やっぱり、長期に渡って放っていたので嫌がらせをしているのだろうか。ちなみに、このQV-2000UXは2台目だ。QV-3000EXもそうなのだが、この世代のカシオのデジカメは突然死するんだなあ。久しぶりに電池を入れると全く動かなくなっていることが何回かある。その点は古いカメラなので致し方ないのだが。

DSCN8992.jpg

もう一つは東芝のソラPDR-T10である。東芝が自社ブランドでデジカメを発売していたってだけで、ちょっと説明が必要だよな。東芝のデジカメは割と真っ当だった。ただ、デジカメの勃興期ならともかく、真っ当で写るだけでは商売にならないから、本カメラもユニークな特徴を持っていた。当時としては珍しく、背面がタッチパネルになっているのだ。ボディもコンパクトで軽いから弄っていると結構面白い。ちゃんと動けば。これも、電源はONするのだが、タッチパネルも無反応ならレリーズもできない。何度、電池を詰め替えたりSDカードを入れなおしても駄目だ。それで家庭内ジャンク籠に放りこんでいたのだ。それから大分時間が経過したのだが、ジャンクデジカメも溜って来たのでジャンクセット物としてネットオークションに出品しようとしたのだ。そこで再チェックしたら、ちゃんと動くのだ。無反応だったタッチパネルも面白いようにヒットする。それではとおもって野外に出すと、やっぱり無反応になってしまうんだなあ。何か悪い物でも憑りついているのかね。

DSCN8139.jpg

それでもメゲず、パワーショットA50とかディマージュXとか動員するのだ。これらはカメラ本体は大丈夫のようなのだが、バッテリーの寿命が既に尽きているのだなあ。4~5本を用意するのだが、瞬く間にエンプティになってしまう。それでも30カットくらいは撮影出来るから、まだマシなのだが。

DSCN8759.jpg

全く、カメラもバッテリーも中でどうなっているのか分かったものではない。無論、拙僧の身体の中もだ。

116-1603_IMG.jpg
(中がどうなっているのか分かったものではないのは国とか政治もだな) このページのトップへ
P1050167.jpg
(この段階で拙僧などは動悸のコントロールを失う。)

 あんまり良い品性の話ではないのだが。かつて、「ツンデレ」というムーブメントがあった。恐らく「メイドカフェ」から派生したジャンルだろう。今でも残っていると思うし、最近でも聞かれた「塩対応」ちゅーのも「ツンデレ」のベクトルを継承しているんじゃないかな。拙僧などは一種の「マゾヒティック」と区別が付き辛いのだが、明確に違うらしい(とは限らないな)。具体的にはサービス業の女子が無礼な客扱いをするのだ。それなら不愉快なだけだが、ちょいちょい甘いニュアンスを供給するものである。つまり、「ツンツン」と「デレデレ」のギャップミックスだな。拙僧は嫌っすよ。若い女子が無礼な態度を取ったら、速攻でムカつきますから。拙僧はS系、M系というカテゴライズは語感の品性が低いので嫌いなのだが、我ながらM系ではないな。怒鳴られたら怒鳴り返すし、殴られたら、まあ、拙僧は女子に暴力は振るわないけど、相応の打撃力を発揮しますわ。今回のブログの切り口は一段とクダラナイなあ。本ブログを読んで下さる方々の知的レベルからして不相応だろうから、読者が減らないかしら。もう少し付き合っていただきたい。

DCP_2097.jpg
(こんな高い店は入りもしないのだが。それよりもファイル管理が可能なデジカメが、日付を画像に直接書くって最低な仕様じゃないだろうか。)

 前回の中野・新宿長征の話である。既に報告させていただいた通り、時間的にも戦力的にも制約が大きかった。時間的制限は作戦区域を限定することで師団の面積当たりの負担を減らすことにした。しかし、悲観的な戦力不足は如何ともしがたく、作戦発動の直前まで組織的な師団の展開を諦めていたのだ。ところが、中央アジアの武装少数民族の抵抗が下火となり、ぎりぎり直前でまとまった規模の戦車部隊が都合が付き、拙僧の師団が所属する三河軍管区にシベリア鉄道を経由して到達した。既に作戦の準備段階は過ぎ去っていたから、作戦区域の拡大は不可能だ。しかし、却って限定的な作戦区域に満足な規模の戦力を集中的に展開することができた。結果的には量的な戦果に傾倒しがちな拙僧の師団としては、質的な効果が期待できる要衝を確保し、戦略的には効果的だったと総括できるだろう。

DSCN7701.jpg
(この新同品のELニッコール50mmF2.8が800円。三河や名古屋じゃ有りえないな。)

 この5~6年で新宿戦線の戦略的重要性は高まっている。「ムラサキ買い取り館」は「売り」の姿勢を強めているようだ。「MAP」の第二砲兵軍は編成を改変し、中古カメラの規模の拡大と、かつての「フロア毎のブランド競争による将兵の精錬化」を目指し、組織を明確化しブランド力を高める狙いのようだ。「MAP」のブツは高すぎるし、ブランド力のベースアップの為か、ジャンク品を切り捨てたようなので、我師団には用がなくなった。しかし、新宿戦線の活性化としては悪いニュースではない。「レモネード社」の展開も新しい報告ではなくなったが、全体的に価格が落ち着いて「新宿化」が進んだようだ。今回は部隊を展開しなかったが、いずれは本格的な脅威として師団幕僚をかき集めて作戦を練る必要があるだろう。

IMG_3811_20130906183100255.jpg
(拙僧が上野方面で部隊を展開するとしたら、このテナントっすよね。)

 記述の通り諸般の事情で今回の作戦展開は限定的だった。なので新宿戦線においても主力部隊の進撃は事実上「市場」と「BOX」に絞った。敵部隊の編成は魅力的だった。特に拙僧のフィットする中級機の安定的な廉価ぶりはスイートであった。従来は難攻不落の高価安定だったシグネット35が、1諭吉相当の狙撃兵大隊の損害程度で確保が可能になっていた。同様のブツは「レモネード社」にも転がっていたので、とうとう米帝海兵隊のエリート部隊「チーム・エクター」の効力が下がり始めたのだろう。これも熱いブツであった。しかし、今期5ヵ年計画では全人代の可決直後から本年の初夏まで、レンズシャッター機確保の為に大幅に戦力を割いており、初夏以降から一眼レフやレンズ交換式距離計機への重軸移行が師団のポリシーとなっていたのだ。そこで狙いをつけたのがキヤノン50mmF2.8(Lマウント)とペンタックス645(初期、ボディのみ)だった。価格はお互いに8700円だったと記憶している。戦略的重要度は拮抗していたが、選択肢によっては三河帰還後の師団運用のベクトルが全く異なってしまう。また、戦線突破の為には相応の部隊を編成しなければならなかった。同日、19時には「中央線を挟んで西武新宿の反対側の辺鄙なイタリヤ料理屋で女子と飲む」という、本当にクリティカルな作戦を計上していたので、裁量の時間は極めて限定的だったのだ。

PICT0041.jpg
(新宿屈指の要衝であるアルプス高原の麓だな。)

 選択肢の決定を躊躇したのは理由がある。まず、キヤノンだがLマウント部隊の正式装備はスキヤ国産品橋におけるキヤノン50mmF1.8(8000円)を予定していたのだ。これは、もう5年以上前から対峙しているのだが、拙僧の決断が確定できず、確保に至らなかった。しかし、今回の長征では有楽町まで部隊を進めるのは不可能だ。貴重な予備時間は上野ハルハ河方面に割いてしまった。この際、F値の違いなどどうでもいいのだが、スキヤ国産品橋なら複数の選択肢が常時存在し、コンディションを選べるのだ。ペンタックス645もスイートな鉱物資源である。しかし、ボディだけでは作戦を展開できないからレンズも確保しなければならないな。三河駐屯地には「まさかの為」に200mmF4を1本だけ確保してあるのだが、200mmF4の1本だけで戦争に挑むのはカッコよすぎるし「まさか」って感じだよな。ここで、廉価な標準レンズが転がっていたらペンタックス645に確定していただろう。バルサムや軽微の傷だったらジャンクでも一向に構わない。しかし、残念なことに標準レンズも無く、拙僧の師団で抵抗可能な価格帯の広角レンズも無かった。なので、比較的、消極的な理由でキヤノン50mmF2.8を目標として部隊を展開した。老店員に出してもらったのだが、やっぱりボディに付けてみたいじゃないですか。なので、何でもイイからボディも出してほしいと言ったら、

「どうせわからないんだから、意味ないんじゃないですか。」

って、言いやがんのよ。名古屋の店だったら即効でレンズを返して店を出て下痰だな。しかし、拙僧も新宿まで遠征して部隊を展開した以上、そう簡単に撤収は出来ないのだ。レンズ前面に若干の傷はあったが、それで拙僧レベルの写真に影響はなさそうだった。でもねえ、気分的にねえ。それで、目をつけていたバルダも出してもらったのだ。ジャンクで2150円だったかなあ。細かいモデルとか今も分からないのだが、ファインダーの対物ガラスにひびが入っていたが、撮影には問題なさそうだ。拙僧はこの種のカメラはファインダーだってロクに見ないで撮影するしね。それで双方の確保を決定して突撃作戦を発動したのよ。1諭吉だっていうから、特に疑問も感じず相当の自動車化狙撃兵を消耗して、とっとと部隊を撤収した。早急に「横浜と木更津の女子」と合流する必要があったのだ。なので千里馬精神(嫌いな言語だ)で部隊を急進し、大ガードから北進して百人町の手前と言う、新宿の繁華街の中でもかなり辺鄙なローケ―ションのイタリヤ料理屋(なのか、あそこは?お勧めワインがスペイン製だったのだが)に向ったのよ。何せ盆すよ。半日はスナップ撮影作戦を展開したり、戦略目標の選択でウロウロ動き回ったから汗だく。拙僧も加齢臭と無縁でいられない立場になったから、「旧きむら」の近くのルノアールで汗を冷やして着替えするつもりだったのよ。でも、そんな時間的な余裕は完全に失ってしまった。なので、スバルビルのトイレで汗を拭いて着替えて、制汗スプレーをフリまくったわ。で、まあ、「女子2名+おっさん(名前なんて言ったけなあ)」に中部イタリアの白のDOCを奢っていい気分だったのよ。拙僧の師団長兼妻は出来ているから、そのワイン代は別途都合をつけてくれたのよ。アラフォーの拙僧と遊んでくれる女子何て貴重だからねえ。それで、楽しんだよ。ワインも日本電子専門学校の田舎学生くらいしか行かないような地下の地味な店の割には良かったしねえ。ホテルも大森にとったから、埼京線で「肝心の横浜女子」とペアの時間が確保できたしねえ。そういうアラフォー無職亭主っていいのかしら。

DSCN7713.jpg

 気づいたのは翌日だったと思うのだ。拙僧が「市場」で確保したキヤノンは確か8700円だったのよ。で、バルダは2150円だったはず。なのに請求を受けたのは1諭吉で拙僧は1諭吉しか払っていないのよ。レシートを確認しても金額は1諭吉なのよ。何?これは一種のサービスなの?あの無礼な態度に反して1野口も負けてくれたの?勿論、拙僧は値下げ交渉何て一切していないのよ。もしかして、これって「ツンデレ」サービスなのかしら?いや、考えてみたら、前にも同じようなことがあったのよ。白状すると、拙僧なんて小者だから不満足なツラして高額紙幣を投げつけたのよ。ああ、あのサービスには気づかなかったなあ。小心者だなあ、拙僧は。でも、今更、フィルムカメラを買おうっていう若い連中にも、あの対応をするのかなあ。いくら若い連中が「ツンデレ」を好評価しても、あの対応は店として損だと思うわあ。やっぱ、イージーじゃないわ東京は。簡単に攻略できたと思ったら大きな勘違いだなあ。名古屋の中古カメラ屋なんて、所詮は秀水街の露天商だよなあ。

DSCN7722.jpg

 でも、やっぱり中古カメラ買いに「ツンデレ」はフィットしないと思うなあ。

Image14_201309061836180e0.jpg
(拙僧は気づいていいないが、この写真の撮影時、「ツンデレ」どころかシリアスな脅威の下で呑気にカメラを曝して撮影している。既に、「民族統一戦線」の監視下である。) このページのトップへ
Image4.jpg
拙僧は出来の良い人間ではない。かなり残念なレベルだろうなあ。それでも通したい筋はあるものだ。例えば嘘をつかないとかだな。なんだか小学生のルールだが、別に拙僧が良い人間と見せたいのではなく、拙僧の記憶能力や状況把握能力からして、嘘をついたら憶えているのも難しいし、簡単に整合性を失うだろうな。嘘はリスキーな戦術なのだ。だから、拙僧は誇張したり誤解を招きそうな表現をするが、全くの嘘はつかない。同じように拙僧は隠れてこそこそ悪口を言うのが嫌いだ。これは不要な恨みを買いたくないのだが、もっと困るのは悪口を言うことで不安定な派閥に組み込まれたくないからだ。拙僧は自分自身が不安定なので、なるべく簡単には敵対とも同志とも思ってほしくないのだ。理想的にはフェアでありたいが、実際のところ面倒くさいから立ち位置を確定したくないのだな。無論、拙僧のWeb上の画像やコンテンツを見ていただく方は友人であり、尊敬する先輩である。そういう環境下で友人のネットワークに加えていただくのは光栄だ。拙僧の言うのはあくまでも「悪口を言うことで団結する」程度のセクションは関わり合いになりたくないということだ。

DSC_0074.jpg

普段から名古屋の中古カメラ屋をけちょんけちょんに言っているのだ。もしも、買いたいカメラが5万円くらいなら、新幹線代を出しても東京の中古カメラ屋に行った方がイイ。本音を言うと拙僧なら3万円くらいでも東京に行くな。それは拙僧が東京遊びが大好きというアンフェアな評価も含めてだが。そうなると、東京に行くには面倒なら東京の中古カメラ屋のネット通販が現実的だろうか。例えば、MAPとかは高いわなあ。でも、市場やBOXで人生を選択するような集中力で品定めをするのは、誰にでもお勧めできる方法ではないな。正直言って、そんなカメラに人生を投入しちゃう人間になるくらいなら、高めの金を払う方がマシだよなあ。キタムラのネット中古もひとまず安心できると思うな。なので、名古屋の若い連中から中古カメラやレンズに関して相談を受けた時には、東京のネット通販かキタムラのネット中古をお勧めする。名古屋のカエルカメラなんてのは論外よ。そこんちは、高くて汚くて確実に壊れているからな。それは事実なんだけど、ネットで一方的に言っているのは「隠れて悪口を言っている」という感覚があて、あんまち気持ちよくないのだ。パナソニックやソニーなら、相手がデカすぎるので向こうも拙僧の様なムシケラを相手にはしてくれないだろう。でも、カエルカメラならなあ。拙僧だってコケにしたいのではなくて、名古屋でも辛うじてカエルカメラでなら手に入るブツとかもあるのだ。110判のモノクロネガとかね。安くはないけどイルフォードの感材だって置いてある。なので、長く良好な関係を保ちたいものだ。キタムラじゃイルフォードは手に入らないのだ。

Image93.jpg
(コンテッサLKE”テッサー”を使用。肝心のモデル撮影会で使うカメラではないよな。)

昨日、カエルカメラのモデル撮影会に参加した。流石に晩夏のファミリー牧場なので水着モデル撮影と言う訳にはいかないな。いや、拙僧は小物なので本当にモデルを家族連れの目前で水着にひん剥いたらどうしようと思ってはいたのだが。本来なら、そのモデル撮影の結果を報告したり、実際の撮影写真や画像を掲載したい。拙僧の理屈をこねたツマラナイ文章よりも、皆様も遥かに関心があるだろう。しかし、今回は順延させていただきたい。というのも現在(9/2)には一部のモノクロネガの現像も終えているのだが、その辺りは別枠で設けさせて頂きたいのだ。拙僧の都合で申し訳ないのだが。凄まじく悪天候だったりメキシコ人と喧嘩をしたり、複数の報告事項があるのだが今しばらく時間を頂きたい。拙僧も覚悟を決めてISO3200のイルフォードを用意したのだが、幸にもISO400で事足りたな。我ながら、そこまでしてフィルムで撮りたいかと自問自答したのだが、大したデジカメが無いのでねえ。シグマDP-1とか絵作りは素晴らしいけど、あれはあれでちゃんとしたAFや高感度モードが必要な悪天候下のモデル撮影には都合が悪いし。

PICT0052.jpg
(けっこうな降りっぷりだったんですよ。)

今回、話題としたいのはカエルカメラなのだ。撮影会は名古屋の民族系バスツアー会社の貸切ツアーの体であった。拙僧は図々しいオヤジなので席の最前列席を陣取ったな。本来はカエルカメラの同行スタッフと「写真の先生」の席なのだろうが、知ったことではない。観光バスの最前列席の前には「稼働したのを見たことが無い」冷蔵庫があって、それをテーブル代わりにカメラ・レンズをチェックしたのだ。つまり、前回のビーチモデル撮影会の教訓も無為にして、ちゃんと稼働するかどうか怪しい装備で実戦の投入となった。勿論、ちゃんと「駄目かもしれないカメラ」は「駄目」だったのだが。カエルカメラの同行スタッフは前回と同じだった。向こうも「ペンタックス6x7を主軸として1ダースのカメラやレンズを展開する茶髪の年齢不詳のアロハ男」は覚えていたらしく、極めて友好的だった。拙僧の後席に座ってらっしゃたのだが、「写真の先生」に

「この方は有名なんです」

PICT0058.jpg
(”ジュリー”ですよね、このポーズは。別に平成生まれの方に分かって頂かなくても結構。)

と紹介されたのだが、カエルカメラの撮影会の参加は今回で2回目なんだがなあ。もしかしたら、値付けの高いカエルカメラの中古/ジャンク物の中でも、ひとまず使えそうな例外的に安いブツばかりを拾う要注意人物として、カエルカメラないでも警戒されているのだろうか。しかし、コニカARマウントのサンアクション28mmF3.5なんて、1998円でも疲労のは拙僧くらいぜよ。大幅に時間軸を省略して撤収時の話だ。拙僧は後席のカエルカメラの同行スタッフに話しかけたんですよ。あなたはカエルカメラの中古コーナーは担当外ですか?

「担当ではないですが、責任のある立場です。」

P1010121.jpg
(びしょびしょですわ。よくキヤノンの白レンズなんて雨に曝せる方がいらっしゃるなあ。)

と仰るのだな。なので拙僧は話したのよ。あの中古コーナーのカメラって実際に手に取って使ってみたことはありますか?あの物件は殆ど壊れているよ。特に海外製の中級レンズシャッター機。国産のレンズシャッター機も壊れている方が多いですねえ。あと、ペンタックスのMF一眼レフは全部壊れていますな。委託だから?いや、そういうことではないです。委託だろうがショップ保証付きだろうが殆ど壊れている。レンズだったら無視できないクモリがあるとかねえ。いや、1万円とか2万円の物件は知らないっすよ。そんなカメラは絶対に買わないしねえ。それに、今どきビトーBが1万円以上は高過ぎよ。だって、今日持ってきたコンテッサLKE(テッサー付き、こういうカメラを肝心のモデル撮影会に動員する拙僧ってキュートだなあ)なんて、新宿に帰った時に買ったんだけど、1週間の保証がついて4200円すよ。今日は持ってきてないけど革ケース付き。ここの軍艦部についている傷は、今日拙僧が落下して付けたもの(泣きたいよ、本当に)だから、買った時はパーフェクトなコンディションだったのよ。露出計も距離計もね。

「その話はぜひ聞かせてください。」

DSC_0150.jpg
(最後のツーショット。)

と、穏やかながらも真剣なのよ。例えばさあ、あの中古コーナーに委託で置いてある1年くらい不動のペンタックスSPとかME、あとミノルタのSRシリーズもかなあ。1500円くらいじゃないですか。あれが売れてもカエルカメラさんの利益は150円とか300円とかですよねえ。もう、商売にならないじゃないですか。ペンタックスSPとかミノルタSR-1やSRT101なら買う時に壊れていれば分かるけど、ペンタックスMEは撮ってみないと分からないじゃないっすか。あっしはイイっすよ。オート絞り不動のオートレビュノン50mmF2だって2000円なら安いと思って買うから。マニアル絞りで使えばいいしねえ。でも、6000円越えなのに絞りが全く動かないポルスト135mmF2.8は問題じゃないっすか。いや、拙僧なら問題ないですよ。ジャンク半額セールで500円のミノルタX-500だって、博打気分で買うから。夜店の露天商のくじ引きよりもよっぽど期待が持てるしねえ。でも、このデジカメ時代に今更フィルムカメラを買いたい若い連中もいるじゃないですか。連中は「店モノ」と「委託品」の違いなんて、幾ら掲示してあっても理解できないっすよ。1500円で買ったカメラが壊れていたら騙されたと思いますよ。別に安く売れって言っているんじゃないんですよ。1500円の委託品のカメラなんかでカエルカメラさんのブランド力が落ちるのは惜しいじゃないですか。リスキーですよ。日本人は言わないけど、1500円のカメラで騙されたと思ったら二度と来ないですよ。新品のデジカメだって買わなくなりますよ。今ならネットコミュニティ―で瞬く間に評判落ちまくりじゃないですか。1500円でブランド力が落ちるのは割に合わないっすよ。この際、1500円のペンタックスES(多分、露出計はダメだろう)も、2100円の凄まじいカビのMDロッコール50mmF1.7も、空シャッターも切れない6000円のブラウンパクセットオートマチック、あとフォーカスリングがピックリも動かない4000円台のエキザクタマウントのエナ35mmF2.8も全部捨てましょうよ。「カエルカメラは高いけど大丈夫」っていう方が遥かにブランド力が維持できて儲かりますって。今の若い連中は可処分所得は低いから単車や四ツ輪は買えないけど、カメラやレンズは金を払いますよ。5~6万円くらいじゃないですか。それなら払えますから。今の若い連中は知識は豊富でスキルもあるんだけど、メンタルダメージには著しく弱いんすよ。「肖像権」とかメンドくせーことを気にしてスナップも撮らなければ、撮影画像の露出なんてしないんですよ。「カフェ会」でミラーレス一眼の液晶ビュワーの映し出した画像を見せ合っている。金になる価値観は「人間的な信頼感」なんすよ。

DSC_0158.jpg
(”ドラゴンボール”っていう、写真のスタイリングがあるらしいんですわ。”かめはめ破”ですか。拙僧はそういう子供だましは好きではないのだが。)

正直に言うと、「今の若い連中の可処分所得」以降のくだりは、そこまで率直には言わなかった。でも、そういうファクトを伝えたのは事実である。例の「カフェフォト撮影の為に5万円のマクロレンズを買う」とか「今更、フィルムカメラに関心を持つ若い連中はモチベーションは高いが極めてナーバス」とか具体的に伝えたよ。そうしたら

「Rikkieさん。その事実は全く把握していませんでした。今後も是非、教えてください。」

と、にこやかながらも慎重な表情で言ってくれたので、サービストーク以上のコメントとして認識していいんじゃないだろうか。店的にも不確定な事情を教えてくれたし。拙僧としても「一方的なネット上の悪口」なのではという不快的な感触を解消できてよかったわあ。ちなみに1990年代ならニコンのようなパワーメーカーも、拙僧の様なチンピラの言うことをひとまず聞いてくれるシチュエーションは用意してくれたよ。ニフティの「SNIKON」の時代ですな。残念ながら、当時のニコンの薩長主導の強権的な組織では殆ど生かしてもらえなかったようだが。ペンタックスのサービスステーションの女子の制服が確かピンクで可愛かったなあ。今は無いだろうなあ。

P1010123.jpg
(こういうカメラを肝心なモデル撮影会で動員するって、拙僧もスイートだなあ。)

今回のブログはセンテンスを短くと思っていたのだが、やっぱり長くなったなあ。拙僧の不徳の至りである。ラストに付け加えさせていただきたいのは「写真の先生」である。拙僧は自分が卑しいので、およそどのようなジャンルでも「先生」と呼ばれて喜んでいる方は敵対的なのだ。自分がなれない存在に嫌悪感を感じるというのは有機生命体として、ある程度は仕方ないよなあ。でも、mixiで普段自慢げな方が「自分は先生と呼ばれている」というくだりを見つけて、徹底的に苛めちゃったのは良くないよなあ。話題の主要が「中国の流通の質と(中国人にとっての)国内・海外向けのビジネスに対するさじ加減の違い」だったので、拙僧も圧倒的な打撃力で粉砕しちゃったんですよ。あれ以降、mixiのコミュニティで軽口を叩いていた「先生」の発言が全くなくなってしまったので少しは気にしているのですが。何のジャンルの「先生」か知らないんですが。多分、アカデミックだと思うんですがねえ。政治家はmixiで理屈をこねるほど暇じゃないだろうし。我ながら、これじゃやり口は「ソビエト地上軍」と代わらないっすよねえ。「写真の先生」の方も、ファーストコンタクトが「鼻歌でブランキージェットシティを歌いながらブロニカS用ニッコール50mmF3.5を覗きこみ、”チッ、こいつはカビが出ていやがる”と呟く茶髪中年。」だから、関わり合いになりたくないっすよね。

Image60.jpg
(こいつは、フジフィルムの”クラッセ”。いいレンズですわ。個々だけの話、ローライ35のゾナーよりもイイっすよ。)

そもそも、拙僧は「先生に教えてもらって安心するような連中」の写真は大したことはないと思っているんですよ。レンズの前に立っている人間をどかすとか、人通りの小路で三脚を立てるとかも同様なのですが。だって、「教えてもらうまで撮影を中断する」ってことでしょう?後者も「他人がどくまで待っている」とか「呑気に三脚でフレーミングする」ちゅー事でしょう?拙僧にとって撮影は迅速な機動なんですよ。ファインダーを覗いて「違う」と思ったら、「教えてもらうと」か「どいてもらう」よりも即効で回避機動ですよ。勿論、露出とか被写界深度とか基礎的な知識やスキルが未熟な方は別ですよ。ひとまず、キヤノンのフルサイズ撮像素子一眼レフに白レンズをつけていて、今更、教えを請うなんて呑気も程がありますわ。なんですが、その「写真の先生」はフジフィルム出身の引退老師だと仰るんですよね。いい気分の「写真家」なら微塵も興味がないんですが、フジフィルムの方(多分、エンジニア)だったら敬意の対象ですわ。だって、9月に終了するとはいえ2013年までシングル8の現像を受け付けてくれるんですよ。本当に頭が下がりますわ。

Image85.jpg
(これも”クラッセ”。難しい露出なんだが、ほぼパーフェクトじゃないです。)

それで、「いやあ、クラッセは素晴らしいレンズですよ。」とか「最近手に入れた中ではGA645Ziは最高っすね。ISO400のモノクロネガを詰めたら無敵」とか伝えたんですよね。世辞じゃないですよ。本当にそう思っているから。それで、動員したフジカST-Fを出したんですよ。懐かしいと言っていましたね。でも、この安普請なカメラのレンズがイイんですわ。

PICT0056.jpg

苦手な「写真の先生」と交流が出来たのも嬉しいのですが。もっとも、フジフィルムの方は「お偉い写真家」とは違いますよね。

無論、拙僧は権威主義は無関心なのだが、楽しい時間を共有できた。

DSCN8170.jpg
(そりゃあ、濡れまくったカメラを帰還後に乾かしたのだ。)

と言う線でまとまったかなあ、と、思っていたのだが、やっぱりダラダラと展開してしまうのだ。我ながら自己制限能力の無さに泣きたくなるのだが。
宮崎駿が引退宣言をした。本ブログを見ていただいた方なら再読なのだが、今やアニメなどと言う「女子供向け」のメディアも米人や大陸人の市場受けを意識しなければ成り立たないからな。「トージョー・ゼロ」をテーマにした映画を作るとは、宮崎駿も彼なりに先が見えたのだなあと思った。実際その通りになったのだが。彼らの世代にとっては日の丸の付いた航空機を、アニメとはいえ動画にして世界中に発信するのは悲願だったろう。それはYS-11ですら果たせなかったのだから。偏屈な癖に妙に商売上手になって、国粋主義色を巧みに欺瞞して展開し、21世紀もご活発な松本零士に比べたら覚悟がいるよな。
拙僧はメディア発信者に対して批判的だ。とりわけTV業界はな。メディア発信者というのは「かーちゃんが投身自殺して、そうでなくても精神的に不安定な娘さんが荼毘に現れるかどうか、火事場見物宜しくリアルタイムでカメラを回す恥知らずな連中」の事だ。ところが、宮崎駿の引退のセレモニーとしてTV放送を決定したのが「紅の豚」というのは感心したな。宮崎駿が大喜びで作ったムービー映画は「風の谷のナウシカ」「紅の豚」、そして今回の「トージョー・ゼロ」だろう。「風の谷のナウシカ」は幾分妥協的な線はある。なにしろ、拙僧が小学生の頃の映画だから宮崎駿も権限が限定的だったろう。TV局的には「となりのトトロ」か「千と千尋の神隠し」あたりを流せば、数字的にもスポンサー受けも良かったと思う。しかし、恐らく宮崎駿もこれで最後の見納めだ。メディア発信者としては、死と同等であろう。三鷹の限定された小屋で流すムービー映画なんて素人仕事だろうからな。

コブラ2

宮崎駿に引導を渡すのが「紅の豚」っていうのは、TV業界の連中にしては気の利いた選択だなあ。人間並に情緒があるとは感心したよ。見直した。
権威主義が大嫌いな拙僧も、本当に消えてしまうとちょっと寂しいな。終わったなあ、神聖徳間書店帝国も。実の父親の死亡よりも悲しいよ。

DCP_0426.jpg
(流石に零戦の画像は拙僧の手持ちに無いのだ。) このページのトップへ

FC2Ad

Information

Rikkie
  • Author: Rikkie
  • FC2ブログへようこそ!

Search

Calendar

08 « 2013/09 » 10
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

 

プロフィール

Author:Rikkie
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR