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亜熱帯ジャンクカメラ・オートバイサーフィン

ネットオークションのカメラ・レンズの相場を知り安く買って時には売ってホットな写真ライフを楽しもう。気分はもう亜熱帯! 追記:オートバイ(バイク)・ツーリングの話もあり

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最近、話題が重いので軽いのに行きたいものだ。

先日、「ビーチモデル撮影会」に参加したのだ。その辺の娘さんをダマクラカして撮ろうというのではない。れっきとしたカメラ屋主催のプロモデル相手の撮影会である。そのカメラ屋は名古屋では貴重な中古カメラ取り扱い店なのだが、委託品はまず壊れていて、店の中古品もまず壊れている。勿論、保証はない。稀に動いて保証が付くものもあるのだが、著しく高い。東京のクオリティを知っている方なら、凄まじく辺鄙な田舎に赴任を明示された新人教師の様な心境になること間違いなしだ。なので、そのカメラ店、仮名をカエルカメラとするが、中々食わせ者物の店なのである。その食わせ物の店が度々撮影会を開いていたのは知っていた。エレベーターに所狭しとパンフレットを貼っていたからな。ただ、食わせ物の店だから内容もエゲツナイっすよ。500円ワンコイン撮影会という企画があるのだが、所有時間は2分なのだ。一応、「ポーズ指定無制限」というパチコンコ屋みたいな宣伝文句が書かれているのだが、2分でモデルさんにキワドイポーズをさせるなんてヤカラじゃなきゃ不可能じゃないの。いや、そういう図々しい企画に金を払う連中っていのは更に図々しいだろうから、短時間でエゲツナイポーズをさせるのだろう。それでプロのモデルさんのチャーター料を回収しようとしたら、三桁に近い客を集めるのだろうな。また不謹慎な発言と思われるかもしれないが、若い市長さんの言うところの「慰安施設」を想像してしまったな。それは拙僧の属性が卑しいことに因しているのだとは思うのだが。

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そういうのはキツイと思って、あまり真面目に見なかったのだ。しかし、「1Day20名様限定6000円」というピーク期を外した温泉旅館みたいな企画を見つけた。「1Day」ったって午前1時間、午後1.5時間くらいだろうな。なんとかビーチとは書いてあったけど、拙僧はどこかさっぱり分からない。多分、知多半島の端っこの方なのだろう。あまり都市圏に近いメジャーなビーチだと何かと撮影会に不都合だからな。開催は7/7。無論晴れてほしいが、晴れたら鬼暑いよねえ。モデルさんの体力的にも15時前に終了して軽く反省会とかだろうな。拙僧は20名で6000円は妥当な線だと思った。それに、当時の拙僧は「肖像権という名の暴力」、いや正確には「実際には暴力を振るわれたわけでもないのに過剰に消極的で露出を恐れる若い連中」の扱いにホトホト呆れていたので、プロ相手に思いっきり写真を撮って露出したいなと思ったのだ。勿論、モデルさんの尊厳を傷つけるような露出は問題があるが、拙僧はそんな写真を掲示するつもりはない。もしもそんなことをしたら、扱い辛い拙僧のコンテンツを読んで下さる皆様に「言うだけではなく、本気で痛い奴」と思われてしまうじゃないですか。少なくても撮った写真を率直に公開するのは問題ないんじゃないですか。
それで、妻に許可を取ってネットで予約したのだ。実は許可は得たものの1週間くらい予約を忘れていたので、応募人数のギリギリだった。やっぱり需要はあるのねえ。ちなみに、妻に許可を取ったのは倫理的な観点からではなく、単純にスポットの出費を支援してもらうためだ。拙僧の妻は、そんなツマラナイことで文句は言わないですよ。そんな、キモの小さな妻だったら、10年ロクに仕事をしない拙僧を食わせないですよ。

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それで、日本カメラ社の「サンダーなんとかさんのポートレイト入門」を見ながら、「わしの写真センスからして構図をどうして、ポーズをああして」などと考えるのは勿論一切なく。ちゃんとシャッターが開いて、ちゃんと絞りを絞って、余計な光線漏れのない信頼性の高い部隊の編制に苦心するのだ。具体的に言うと、近年に撮影実績のある大丈夫なブツと、それでは少し足りないので撮影には未投入だが大丈夫そうブツを選んで、D-dayに備えてテスト撮影をしようと思ったのだ。まだ、1.5カ月くらいあるから余裕、と思っていたのだが、「簿記三級戦争知立城攻略戦」のダメージも著しく、深刻なレベルまで体調を崩してしまったので組織的な稼働が殆どできなかった。また、梅雨の時期も重なって「7月の快晴下のビーチ」を想定した演習も行えなかったのである。一応はEOS20Dによる「補完戦車隊」を確保したのだが、そのカテゴリーの戦争に勝っても嬉しくないしねえ。
とにかく、ロクに稼働も確認できないでD-day前日を迎えてしまう。部隊の編成は下記の通りだ。

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ペンタックス 6x7
SMCペンタックス67 45mmF4
SMCペンタックス67 165mmF2.8

リコー XR-8
ペンタックス ME
トキナーAF20~35mmF3.5~4.5
リノケン50mmF2L
ユピチェリ(ジュピター)9 85mmF2
ペンタックス 45~125mmF4

ニコン35Ti
パール1

EOS 20D
EF-S 18~55mmF3.5~5.6
EF 50mmF1.8
コシナ 100mmF3.5マクロ

なかなかの本気っぷりな編成ではないだろうか。いや、よく見るとやっぱりずれているのだが、主力のペンタックス6x7が効いているので一瞬気づかないだろう。パールが含まれているとかは。
主力の重戦車部隊をペンタックス6x7で編成するかブロニカS2で編成するかはギリギリまで迷った。勿論、フォーマットの違いによる写真クオリティなんていうのは全く関心が無い。要するに広角レンズをペンタックス45mmF4にするかニッコール50mmF3.5にするかということだ。結果として上記の構成になった。だって、プロのモデルさんにペンタックス45mmF4でぐっと寄るって、可能か不可能かはさておき、良くないですか。なので、主力はペンタックス6x7で行く。ただ、ライカ判一眼レフカメラの布陣に違和感を感じていただいたろうか。実は、当日になって、拙僧の師団は深刻な脅威にさらされ、混乱していたのだ。

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当日は快晴であった。方々のニュースで熱中症を警告していた。拙僧も2Lは何かしらのドリンクを消耗する覚悟はしていた。しかし、問題は拙僧の生理的なコンディションではなかったのだ。出発前に駐屯地でペンタックス6x7にアクロスを装填すると、なんとシャッターをチャージしないのである。あれよあれよと全部巻き込んでしまった。ええっ、マジイイ!?電池を交換してダミーフィルムを装填するとやっぱりシャッターをチャージしない。バッテリーチェックランプは点灯するし、フィルムカウンターも進む。ということは問題はチャージ系だな。まあ、4000円で拾って、専属モデルであるところの姪の重要な3年間を撮ったのだから、損をしたとは思わないな。それよりも、予備部隊の発動である。ペンタックス6x7に予備とその予備があるというのは30年前だったらエライことだ。しかし、近年ではひとまずシャッターが切れる6x7が1000円で流通するのだ。エライことになったなあ。とにかく、予備の戦車隊はシャッターは切れるのだが稼働実績がない。だって、正規部隊が昨日まではちゃんと動いていたのだ。そりゃねえよなあ。いや、出発前にトラブルが発見できてよかったのだが。これが現地で発覚だったら泣くよなあ。拙僧はペンタックス6x7はフィルムを装填しないと空シャッターも切れないと思っていたのだが、予備の個体は切れるのだ。あれえ?そうだったけえ?とにかく、運命をゆだねるしかないな。冷静に考えればブロニカS2にシフトすればよかったと、後に思うのだが。
なんか、そう考えるとリコーXR-7マーク2もオートの時のシャッター音が可笑しい気がするなあ。最初はXR-7マーク2を稼働させるつもりだったのだ。AEがあって便利だしねえ。しかし、疑い始めると不安が膨らむばかりだ。なので、大丈夫そうに見えたXR-8にした。本当はXR-8スーパーにしたかったのだが、ペンタックス45~125mmF4を付けるとシャッターが切れないのだ。いま思いついたんだけど、ミラーがずれて当たるのかもなあ。とにかく、稼働実績のないリコーXR-8がライカ判部隊の主力となる。ペンタックスMEは更に怪しい状態だった。しかし、拙僧が体調を崩す直前に大規模な部隊改変を行い、優先順位の高い部隊を別に保管していたのだ。困ったことに、別に保管した部隊がどこに混ざってしまったのか分からない。なにせ3グロスくらいカメラやレンズがあるからな。拙僧は子供の頃から、忘れないように別に置いた物の置き場所を確実に忘れるのだ。本当に成長してくれよ(涙。
だから、稼働状態があてになるのは親衛連隊のニコン35TiとEOS20Dくらいになってしまったな。大丈夫なのだろうか、戦争に勝てるのだろうか。しかし、そろそろ出発せねばならない。

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道中の名鉄のローカル線で、拙僧はドキドキと緊張が高まっていた。勿論、水着姿の娘さんを思ってではない。カメラの信頼性について考えると不安になるのだ。これだけ、気負って戦争を始めてネガの6割が光線引きとかでダメだったらどうしよう。兎も角、名鉄のローカル線は聞いたことも無い駅に着く。20分もしないうちに集合時刻になって、メンバーも殆ど集まったようだ。だいたい、拙僧から見ても「おっさん」から「初老」の方々だな。予想通りである。2名ほどご婦人がいらっしゃったかな。拙僧と同世代か少々若いくらいの連中も3~4名いたかな。何れにしろ、アロハ姿に赤茶髪の拙僧が最も大人げなく見えるな。
案の定、現地の天気は殺人的な打撃力の快晴。本当に当日は我が国の方々で熱中症で命を落とした方がいた。「サンダーさん」が何といおうが、拙僧は逆光でちゃんと顔が暗くなるようなピーカンが大好きだ。主催者のカエルカメラ店員のプライベートRV車と思われるシャトルでビーチに向かうのだ。そうだ、今日の撮影は何時までですか。4時?いやいや、拙僧が聞いているのは「解散」ではなくて「撮影の終了」なんだが。

「4時までばっちり撮影してください。」

ええっ?!マジい?!ちゅうか、拙僧は干支を1周廻るくらい20代女子(後で聞いたら19歳だそうだ)の肌には触れていないんだけど、このカチューシャ(秋元ではない)みたいに降ってくる紫外線の中に曝されても大丈夫なの?拙僧が触っても許してくれる30~40代女子なんてハナワン族みたいに日光下を避けるよ。ちなみに「ハナワン族」は「戦闘メカ ザブングル」に出てくるよ。夏から中共に至まで、そんな少数民族は存在しないと思うのだが、あながち断定はできないな。

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挨拶もそこそこに撮影開始だ。モデルさんの名前とか紹介していたと思うだが、全く記憶に無い。イキナリ、ペンタックス6x7に165mmF2.8を付けたのだが、あまりテージを上げても持たないだろうしな。まだ、11時にもなっていないしねえ。まずは、EOS20Dで軽く流すか。18~55mmF3.5~5.6で作戦を発動するも、やっぱり標準ズームではツマラナイな。なのでコシナ100mmF3.5マクロを付けると、あららファインダーが真っ白。結露して凍ったか。いやいや、冬の斉斉哈爾ではあるまいに。外して太陽にかざすと、あらやだ、後玉の裏側が真っ白だわあ。やってくれるな、マキの破壊工作。しかし、そんな程度で進撃を止めたとあっては、「遊撃師団」の称号が泣くというものだ。既に、「親衛師団」でないのが素性の本当のところなのだが。それで、EF50mmF1.8に切り替えたのか、ペンタックス6x7を導入したのか、その辺は覚えていないっす。コシナの100mmは昼休みに手で分解してクモリをティッシュで拭いたらそれなりになったよ。やっぱりコシナのエンジニアは冴えているなあ。こういう戦地で気の利き方を発揮するよな。


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撮影は、本当にファミリービーチの端で行った。一応、遊泳禁止ゾーンの端なのだが、特に岩が隠すとか入り江になっているとか、隠れた感じが全くない。なので、背景に水泳帽の小学生とか、無理目のビキニのその母親とかが入らないようにするのも一苦労だ。こういう、モデルさんに至近距離まで寄れるのにサンニッパとか担いでいる熟年もお気の毒と思っていたのだが、案外、背景の処理の為にワザワザなのかもなあ。それでも、拙僧が40万円くらい用意できたら妻と東欧旅行をするか中古のウルフ250を買うな。
勝手に撮影しようとする素人連中は主催者が追っ払うとして、「やから」対策はどうするんだろうと思っていたんですよね。そうしたら、やってきましたよ、そういう風貌の二人組が。運がいいのか悪いのか、拙僧がグループの端でペンタックス6x7に5本目のアクロスを詰めようとしていたんですよね。ということは午後の撮影時ですな。それで、「やから」の背の低くて短髪の方が

「スイマセン、何の撮影会ですか?」

と、例の低めの音調で拙僧に聞くんですよ。拙僧はくたびれまくっていたんですよ。だって、バケペンに5本目のネガを詰めようとしている時ですよ。なので、目線を彼の高さにして、ゆっくり首を振って左手だけゆっくり天に掲げたんですよ。よく、白人が「アンビリーバボー」とかいうときに両腕を挙げるじゃないですか。あれを10秒くらいのスピードでやったんですよね。勿論、目線は合わせたままです。拙僧は母親に

「人と話をするときは目を見て話せ。」

と、情操教育を受けていたんですよね。そしたら、

「あ、わからない。」

と、半疑問系の発音でつぶやいた後、10秒ほど何かを探す仕草をしてから足早に去っていきました。満足したのでしょう。やはり、拙僧の紳士的な対応が彼らを素直にしただと思います。やはり誠意ですよね。嗚呼、母よ、あなたは正しかった。まあ、拙僧も民宿も酒場も無いファミリービーチだから、「やから」がウシアブみたいに半ダースくらいの仲間を呼ぶことは無いだろうと踏んでいたんですけどね。

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あとは、どういう風に振る舞ったか自分でも覚えていないのだ。午前と午後に5分くらいの「個人タイム」が割り振られていた。拙僧は素性が卑しいので、どうしてもそういう言葉に性的な語感を感じてしまうのだが。拙僧個人は19の娘さんに性的な感情は持ちませんよ。28くらいだと(以下略)
それでがっちり4時まで撮影したのだ。拙僧の師団は消耗しきっていた。いや、我々は適当に休んだりドリンクできるけど、モデルさんはどうよ。20分くらいの大休憩を取っていたけど、ほぼ動きっぱなし。聞けば初仕事だそうな。ばいしょーってきびしいねえ。思わずスキンヘッドの主催者に「クレームとか来ないんですか?」と聞いたら

「いやあ、お客さんは喜んでいただいていますよ。」

いやいや、そういう事ではなくて。つまり「事務所からモデルの扱いが荒いって言われないの?」

「いやあ、ぜんぜん。」

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ううむ。これが関東なら絶対にモデル2名にしろとかクレームが来るな。それに、バケペンを持った、というかフィルムカメラは拙僧だけだったから主催者も印象に残ったらしくて、次回も誘われたよ。いや、印象に残ったのはパールの方かなあ。21世紀に水着モデル撮影会にパールを持ってくるようなのは拙僧くらいだよねえ。パールも目測がちゃんと決まっているカットは中々だったよ。そんなのは2割にも満たないけど。ちなみに、次回は9月にファミリー高原牧場。そりゃあ涼しそうだ。しかし、まさかと思うけど水着にはしないよねえ?

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それで戦果がどうだったかというと、ちゃんと光線引きしたりシャッターが開かなかったりしましたよ。別にいいっす。拙僧は星に恵まれて写真撮っているんじゃないっすから。ただ、「これだけは絶対、いや絶対とは言わないけど7割くらいは写っていてほしい」と思っていた「個人タイム」のペンタックス6x7+45mmF4の寄りは8割くらいは写っていた。拙僧の下手な現像でダメにするリスクを避けるために、キタムラに出して良かった。

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拙僧はモデルさんにどんなポーズをとらせようとか、そもそもどんな写真を撮ろうとか全く考えていなかったので、ひとまず「やっぱり名古屋の娘は寿がきやラーメンなの?」とか「女子高生の時には友達と長嶋スパーランドに行ったの?」とか、差しさわりの無い会話をしながら、ゼロハン少年がNSR50で駐車場をくるくる回るようにモデルさんの周りをうろうろしていたのだが、それはそれでそういうスタイルもあるんじゃないですか。

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ひとまず、45mmF4のコンテンツを作ったので見ていただきたい。

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