亜熱帯ジャンクカメラ・オートバイサーフィン

ネットオークションのカメラ・レンズの相場を知り安く買って時には売ってホットな写真ライフを楽しもう。気分はもう亜熱帯! 追記:オートバイ(バイク)・ツーリングの話もあり

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(あまり好きなフレーズではないのだが”鷹の目”と称されるテッサー)

ヤシカコンタックスのレンズが高騰している。あれだけ捨て値だったコンタックスGレンズも同様である。理由はミラーレス機のアダプター遊びが流行っているのだ。一説には華人が爆買いしているとも聞くのだが、あながちありそうだな。以前、上海の中古カメラ屋でゾナー135mmF2.8の買い取り価格を聞いたらスイートな値段だったので、思わず売ってしまいそうになった程だ。個人的にはレンズの収差まで補正してくれるデジカメにフィルム時代のレンズをつけて、マニアルフォーカス・マニアル絞りで撮影する意義を感じないのだが、流行ってしまったのは仕方がないな。

この高騰でいつかはと狙っていたディスタゴン25mmF2.8など、とても手が届かない価格帯になってしまった。そんな中で変動が少ないのがテッサー45mmF2.8である。これも一時期のパンケーキレンズの流行で高騰していたのだが、現在は価格が落ち着いている。ガジェット好きの方々はプラナーやディスタゴンは好ましく思っても、テッサーは響かないのだろうか。

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(一時期は流行ったパンケーキレンズ)

フィルム時代でも鏡筒の短いパンケーキレンズは流行り、高騰したことがある。だが、今では落ち着いてGNニッコール45mmF2.8よりも、かなり安い価格帯である。EEでもAEでも大体2~2.5万円で流通している。定価からすると、それでも中古としては安くはないのだがヤシカコンタックスのレンズとしては廉価である。拙僧の個体はniconico殿との京都遊撃戦でキタムラ中古買い取りセンター京都店で見つけたものである。見せてもらったら光学系は綺麗だったので、その場で買おうとも思ったのだが、既にマイクロフォーサーズマウントのシグマ60mmF2.8を馴染みのキタムラに取り寄せてもらっていたのだ。キタムラ中古は取り寄せてキャンセルできるのだが、義理を欠くのは忍びない。なので三河に帰還後、馴染みのキタムラに京都から取り寄せてもらった。持参したコンタックスRTSにつけるといい具合で、シグマはアッサリとキャンセルしてテッサー45mmF2.8を手に入れたのである。

なんのかんのといっても、ツアイスのレンズを手に入れるのは嬉しいものだ。
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テーマ:レンズ紹介 - ジャンル:写真

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(ビニールに包まれたブツが悩ましい)

今では死語かもしれないが「ビニ本」という単語があった。これはエッチ本をビニールに包んで中が確認できないようにして販売していたものだ。今では一般単行本などもビニールに包まれて立ち読みができなくなっているので特別ではないが、1970~1980年頃はエッチ本に限ってビニールに包んでいたのである。あまりエッチ本は立ち読みしないから、要するに中が確認できると価格とクオリティの差が大きすぎることがばれてしまうので秘匿したのである。そして、大抵の場合はがっかりするのだが、その頃の拙僧は小学生だったのでリアルにビニ本を買ったことは(多分)無い。ああいうのは知人・友人から流出するモノであった。

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(1620円というプライスも微妙なのだ)

今ではエッチ画像などはタダでインターネットで見れるので、ビニ本に心を馳せるのはアンティークだろうな。今でも悩ましいのはビニールに包まれたリサイクルショップのレンズである。売っているのがHオフというのは、ちょっと繋がっているかもしれないな。わりとジャンクに「電源入りません」とか「再生不良」とか書いてあってフェアなHオフなのだが、何の注釈も無い場合がある。Hオフのジャンクは大して安くもないから大抵の場合はスルーするのだが、Aiリングとカニ爪を発見して注目した。見ると「1.4」の刻印がある。なんてこったい、こいつはAiニッコール50mmF1.4ではないか。

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(なんだか大丈夫な物件な気もするが)

ビニールの上からグニグニとレンズキャップを外すと、確かにAiニッコール50mmF1.4だった。しかし、完全に前玉を露出することはできないので状態を確認できない。リアキャップを外すと、マント金座に薄らと錆が確認できたが、絞り連動レバーは動きそうな感じである。こういう時に限って前後のキャップがついているのが口惜しい。プライスタグは悩む1620円。これが完動品だったら、Hオフはジャンクには絶対にしないだろう。カビか曇りか分からないが、何かしらの問題があるには違いない。しかし、単焦点のオーソドックスな構成のレンズだし、カビなりが有っても清掃が可能かもしれないな。思い切って確保することにした。

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(内部に若干の埃の侵入はあるようだ)

帰還後、例の悩ましいビニールを剥ぐ。あれな興奮とは違うが、やっぱり期待しちゃうよな。ブツは拙僧の見る限りは綺麗に見えた。蛍光灯に照らしてもクモリらしいものも確認できない。若干の埃の侵入が確認できるが、経年からすればよい方だろう。なんだか今回の戦争は勝ったような気がするな。いや、Hオフの物件だから安心は禁物だ。手持ちのニコンFEに付けてみたがフォーカスも問題ないようだ。ひとまず頭が冷静になってから評価を待つと言った感じかな。

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(Aiニッコール50mmF1.4は持っていないので嬉しいなあ)

ところで、本ブログが後悔する頃、拙僧は北海道でキャンプツーリングしている予定である。上手く、天気に恵まれていればよいのだが。
なので、リコメントできないのを御了承いただきたい。

廉価にAiニッコール50mmF1.4を手に入れたラッキーが北海道ツーリングでも続いていると良いのだが。 このページのトップへ
先日、尾張地方の「はだか祭り」というのを撮影した。ぐでんぐでんに酔っぱらった男衆が紅白に彩った電信柱みたいポールを担いで、練り歩いては時折オッタテるという、男気のある祭りである。これをひな祭りの3月3日にやる。所詮、関東圏出身の拙僧の感覚ではちょっとフィットしないが、こういうのは「踊るあほう」が主人公なのであって、写真を撮るくらいで踊れない拙僧などは「損々」なのだろう。

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(ディマージュ7のAFが粋な兄さんのケツを微妙に外している)

それで男衆のケツを充分撮ったので、目をリセットするために中古カメラ見物に名古屋は大須に向ったのである。ここには、最近(意外とと昔?)有楽町に店舗を出して、タマに全国区のTV番組にも出てくる大型リサイクルショップ「コメ兵」が存在するのだ。名古屋にも中古カメラ屋はあるのだが、新宿・中野の眼に慣れた拙僧にはいささか値付けにしろクオリティにしろ愉快でないのだ。いっそ「コメ兵」の投げ売り物件の方が幸せである。

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(これはFマウントのコシナ20mmF3.8)

余り目ぼしい敵兵は確認できなかったのだが7000円に20%引きのプライスタグが付いたフジノン210mm(大判用)には悩まされた。これをトヨフィールドに付けたらさぞかし面白かろうと思えたのだが、実際のところトヨフィールドは未稼働なので、更に稼働可能な大判カメラを探すとか無謀な戦線拡大の可能性がある。それに、5600円は拙僧の拭けば飛ぶような遊撃師団には大出血だ。なのでスルーして2000円のコシナ20mmF3.8(FDマウント)を確保した。外観は少々使い込んでいたが、光学系は綺麗だったのだ。小物の自分が悲しいなあ。

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(お眼の箸休めに)

大須と言っても東海地方の方以外は分からないだろう。大須観音を中心とした門前街なのだが、吉祥寺と秋葉原と上野のエッセンスを混ぜた繁華街なのである。老若男女のニーズを満たす、拙僧は好きなエリアだ。もっとも、名古屋人からすると、あまり名誉な感じではないらしい。そこの金券ショップに数年前からイデオンのプラモデルがワゴンセールで並んでいたのだ。アニメかゲームの女子フィギアと混在したいたのだが、拙僧の記憶が確かなら、この4年は減った形跡はない。始めは400円くらいのプライスタグが付いていたのだが、何時の間にか100円になっていた。それで絶版趣味が噴出したのである。

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(悔しいけれど、お前に夢中。ギラン・ドゥ)

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(50円のプライスタグが涙を誘う)

イデオンと言えばアニメは兎も角、プラモは売れなかったんじゃないだろうか。この「ギラン・ドゥ」は拙僧には懐かしいプラモだ。拙僧が初めて買ってもらったプラモだったのである。当然当時はガンプラブームだったが、品薄で手に入れるのは不可能に近かった。なので、似た様なアニメものにターゲットを変更したのだが、何故、「ギラン・ドゥ」だったのかはクエスチョンだ。拙僧にとってプラモを買ってもらうのは年に1~2回だったから真剣だった。しかし、そういうクリティカルなシチュエーションで、最悪の選択肢をしてしまうのが拙僧なのだ。この癖は基本的には今も変わっていない。

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(この目を連想させるパーツが気持ち悪い)

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(パッケージイラストも魚卵を避けた角度に見える)

イデオンのプラモが子供にウケなかった理由に「加粒子砲の開口部が魚卵を寄せた様で気持ち悪い」というのは大きいと思う。拙僧も同様で、まさか35年も先に「ギド・マック」を買うとは夢にも思わなかったな。勿論、進み過ぎたカッコよすぎるスタイリングに小学生が付いていけなかった事情もあるだろう。

重機動メカとコシナって、何となく通じるものがあると思ったのだが、いかがだろうか。 このページのトップへ
 拙僧はニコン者である。今ではEOSよりも安くて使い物になる中古のD3100が普通にキタムラ中古コーナーに転がっているニコンブランドであるが、拙僧が幼少期にはニコンというブランドは「世界最強」を意味していた。いや、そんな気がするな。拙僧が幼少期の頃はカメラや写真に興味はあまりなく、前世界大戦で極めて音速に近い速度を出したMe163Bコメートの稼働時間が3分弱だったり、同様にロケットモーターを積んだ我が国の「桜花」が決死の特攻兵器だったりして心を痛めていた。その後も、モスクワ放送を聞いたり、「xxのプラモのT-34はウラルに疎開していた工場がタンクグラードに戻って来た記念に生産した物だな」などというムシケラみたいな情報で喜んでいた。間違った道はついに修正できなかった。タイムマシンがあれば、中学生の拙僧に「とにかく、今、パンツを見せてくれる女子を大切にして、何も考えずに”夕焼けにゃんにゃん”を見ろ。戦車マガジンとかイズベスチアとかは忘れろ。」と指導するのだが、それは叶わない。

 そんな拙僧にもニコンのブランドが高位であることは知っていた。

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 話は全く関係ないのだが、極虎一工業高校の先輩がヤポーニツ光学に入社したのだ。先輩はヤポーニツ光学の社内大学を満足な成績でマスターしたのだが、それが素晴らしいことだと拙僧が気づくのは、かなり後になる。ヤポーニツ光学のカメラは、新設したばかりの拙僧の西八王子師団の戦車連隊の主力となりつつあった。重戦車としてはブロニカS2だったのだが、実質的に戦争を決める中戦車はヤポーニツ光学なのだ。当時配備していたのはT-72EMである。これはヤポーニツ光学としては、かなり頑張った廉価機だが、実質的には上位機と大して変わらない金のかかった戦車で、ヤポーニツ光学も売れた割には儲からなかったとされている。ヤポーニツ光学が本格的に合理化して儲かり始めたのはT-72FG、或いは西側の言うところのT-72FG20だとされているな。フルンゼ陸軍大学でそういっていた気がする。師団の手持ちとしてはT-62FEも配備していた。ただ、これはシャッター幕が不安定になり、ヤポーニツ光学のハリコフサービスセンターに先輩を介して出したのだ。先輩からは

「1/125を超えるスピードは、全く保証できないから。」

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と言われて返してもらったのだが、今になってもその個体でトラブルが発生したことは無い。もっとも、現在ではT-62FEも余剰となって、どの個体が初期に配備した物なのかよくわからないのだが。それはともかく、実際の戦闘はT-72EMで問題なかったのだが、何しろ絞り優先AEとメカニカルシャッターの1/90、それにバルブしか選択ができない。拙僧の師団参謀としての経験も浅く、ブレーミヤで「プロは電池不用の機械式シャッター機が必須」と書かれていると、そういう物かと思っていた。なので、先輩に適切な予備中戦車の選択肢はと聞くと、T-72FM10だと仰るのだ。当時、硬直した戦車予科練ではT-72FM10は栄光あるヤポーニツ光学製ではなく、ハンガリーのコシーナ車輌工場製だとされていたのだ。しかし、半端物の雑多な諸兵科連合師団のサンピン参謀の拙僧を鼻で笑って、ヤポーニツ光学のステッパー技術高級将校の先輩は

「あれは、俺の上司(先輩か教官だったかも)のプロディースなんだよ。」

ニコンFM10
(添付画像は本編とは全く関係がございません)

と、仰っていたな。既にコシーナ車両工場はゲルマンスキーのブランドを接収しており、現在では正式にツアイース財団を継承しているのは、ご存じの通りだ。

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 そういえば、拙僧の師団が初めて配備したペンタックスMXは、その先輩から5000円で売ってもらったんだっけ。大分くたびれていたが、当時はメカニカルシャッター機というだけでもプレミアムで、ペンタックスMXとなったら、綺麗な個体だったら5~10倍の価格になったから随分安く譲ってもらった物である。先輩は極虎一工業高校時代に天体観測をなさっていたから、何かとペンタックスMXが都合がよかったのだろう。そういえば、長いことタムロンの500mmF8ミラーレンズを借りていたなあ。あれも天体観測で使ったのかなあ。怖い先輩だったが、真冬の夜の東イルクーツク(東イルクーツはイルクーツク市やミナーノ属州の民衆からは、イルクーツクの文化圏として認められていない)の牧場をスズキのウルフ50で攻めていて、バルブが切れた時も助けてもらったなあ。吐く息がたちまち結露して凍る真冬の夜に原チャリで峠を攻めていた拙僧の、命の値段の低さに泣きたくなるが。埼玉県でx番目に馬鹿な工業高校だったが、知り合った方は素晴らしい方ばかりだ。いや、40も過ぎて国際結婚妻に食わせてもらっているヒモ中年のあっしが特殊なのだろうな。

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 話が全く本流に戻らないので強引に修正するが、ペンタックスは「偉大なる指導者」でもなければ「日米2度の侵略戦争をはねつけた英雄」でもなく、「老農民と共に歩く友人」なのである。これは、ペンタックスにとっては名誉称号であろう。拙僧が初めて手にしたペンタックスはMXだったが、それより前にプラクチカマウントのユピチェリ9を手に入れ、マウントアダプターでEOS630に付けていた。なんだか、話が凄く旧く感じるのだが、1997年くらいの話である。既にカシオのQV-10で勃興したデジカメ連合共和国がフィルム帝国を弱体化し始めていた。次に手に入れたのがSMCタクマー35mmF3.5で、次がSMCタクマー55mmF1.8だったと思う。順番は逆だったかも。とにかく、タクマーは安かったのだ。SMCタクマー55mmF1.8は、当時健全だった新宿のドイで2000円を切っていた。なのにネオパンFでもT400CNでも素晴らしい写りをした。今でもライカ判のモノクロフィルムで女性ポートレイトを撮るならタクマー55mmF1.8が最高だと思っている。それで実際のモデル撮影会には動員しないのは、現在の拙僧の師団では祖国の興廃を賭けた戦争はペンタックス6x7なのだ。20代女子を相手に接近戦で決着をつけるとしたら、ペンタックス6x7にタクマー45mmF4が最高である。

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 今でも「共に歩く友人」としてのペンタックスの素晴らしい存在感は変わらない。しかし、ペンタックスも歳を取ったし拙僧も歳を取った。ペンタックスの人生は順風満帆ではなく、今はリコーの傘下となっている。しかし、それもHOYAあたりに消耗品として扱われるより、よっぽど幸いだったろうな。ペンタックスもMシリーズが健全だった頃までは迷いが無かったと思われる。それがAとかPとかになると怪しくなって行く。そしてAF時代に移行して、実直が身上のペンタックスは自分の立ち回り方が良くわからなくなってしまったようだな。SFシリーズだって、見た目が本当にSFというか「ガンダム」よりは「イデオン」なのが不幸だったが、実際に使ってみるとファインダーのキレとか、ちゃんとペンタックスだった。Zシリーズの低い評価は不当だとしか思えない。確かに、スタイリングはZ-1だろうがZ-50だろうがカエルにしか見えないが、文句を言う連中は、あの軍幹部の見やすい液晶パネルでちゃんと撮影したことがあるのだろうか。思うに、「ハイパーマニュアル露出教徒」の布教活動は、ペンタックスにとってはマイナスにしかならなかったのではないだろうか。MZシリーズになって「過剰気味だった未来デザイン」が常識的なモノになり、落ち着いた本来のペンタックスのアイデンティティを取り戻したように見えた。しかし、時代は一眼レフカメラを短期的な消耗品に追い詰め、「実直に共に仕事をこなす」だけでは通用しなくなっていたのだ。

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 MZシリーズも大きく一桁シリーズと二桁シリーズに分かれる。一桁シリーズがプレミアムで二桁シリーズが安物だ。オリンパスのOMシリーズを思い浮かべるが、枝番の桁数でクラスを分けるのは近代のデジ一眼レフも同様である。MZシリーズは、細かいところでは電池蓋のヒンジが樹脂にスリットを切ったもので、耐久性が怪しいとか、樹脂製ボディが露骨に樹脂なので手が萎えるとか、何かと不都合があった。しかし、致命的なのは「モーターの空回り」という決定的な不具合が発生するのだ。どうも、モーターに直結した樹脂製のピニオンギアにクラックが入り、不動になってしまうのらしい。これはキヤノンのEOSの持病であるシャッター幕のモルト崩れなどと違って、全く撮影が不可能になってしまうので致命傷である。ミルフィーユみたいなプリント基板を剥がして修理なさる方のコンテンツもあるが、そういうのは神業で素人には不可能だな。これはMZ一桁シリーズでも二桁シリーズでも例外無く発生するものである。MZシリーズが興った後も、ペンタックスには旗艦モデルが無かった。あえて言えばペンタックスLXが旗艦モデルであったが、これは良いカメラだがMF一眼レフであり、本気でニコンF5やキヤノンEOS1Vと戦うのは無理があった。

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 正当な評価を得ていないZシリーズは、これと言って不具合を聞かない。それでもペンタックスのAF一眼レフに熱くなれなかったのは、そもそもペンタックスのAFレンズは感心が無いし、関心があるリミテッドシリーズは到底手に入らない高価な物だった。なのでAF時代のペンタックスは遠い存在だった。

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 時代はイキナリ21世紀に飛ぶ。そうは言ってもMZシリーズに関心はあった。いや、MZ-10とかMZ-50なら捨て値で転がっている。三河では、取りたてて問題なさそうなMZ-50が200円くらいで普通に転がっているが欲しくは無いな。欲しいのはMZ-3やMZ-5、そしてあまり評価されていないがMZ-7だ。MZ-3とMZ-5はAF時代にMF時代の一眼レフの操作系を実装したことで老ペンタックスファンに高評価だった。しかし、ペンタックスMZ-7は大した評価を得ていない。無論、カメラとしての出来は悪くないのだが、モードダイヤルのアイコンが光って適切な撮影モードを選択する「オートピクチャーモード」が軟弱だとして老ペンタックスファンから敬遠されたようなのだ。しかし、拙僧はそのアイコンが光るギミックに魅かれたのだ。それでも1000円を超える価格帯で確保するのも考えちゃうよな。だって、既にフラッシュのオートポップアップ不良のMZ-5を1200円くらいで落札して確保したし、KマウントのAFレンズはタムロン90mmF2.8マクロを処分して以降、安ズームレンズばかりで大したものは手持ちに無かったしな。MFレンズなら1000円で拾ったMV-1でも100円で落札したK1000でも問題ないわけだし。MZ-7が手に入ったとしても、KマウントのAFズームレンズを積極的に使うなんて絶対にないよな。

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 しかし、MZ-7に対する渇望は収まらない。まずは、名古屋の食わせ物のカエルカメラで1000円のジャンクを拾うのだ。ここんちがジャンクと判断するということは絶対にジャンクなのだが、ジャンク品50%セール中で純正のストラップがついていたので、ストラップ代だけでも500円を払ってもイイと思って確保。それで、ブツはちゃんとモーターのカラ回りする完全ジャンクだったのだが、夢を買ったと思えば安いものだ。

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 それよりも、問題なのは手持ちのペンタックスが壊れ始めたのである。MZシリーズではなく、古いモデルはペンタックス6x7で新しいモデルはペンタックスP30とかだな。先日の「近所山車祭り」でも、ペンタックスMGがフィルム2本を通した後に壊れた。それでもペンタックスの友人としての信頼が揺るがないのが、壊れるのが家を出る前とか、フィルムを撮り終えた後なのだ。電車を乗り継いで苦労して現地まで行ったら壊れていたとか、フィルムを撮り切らないうちに壊れたとかではないのだ。P30とP30DATEとP30Nの3台が、全て動作不良だったときは床に叩きつけたくなったが、それだって出動の前だからな。どうも、本当に駄目なのはP30Nだけで、他は動きそうなのだが、ちょっと怖いなあ。何れにしろ、既に20年以上前のカメラだ。ペンタックス6x7なんて、電子シャッターを搭載したカメラとしては最も初期の物だ。壊れていても文句も無い。拾ったのだって、高くても2000円だしな。壊れる前に使わなかった拙僧が悪いし、お亡くなりになったペンタックス6x7だって、幼稚園年少時代から小学校2年生までの専属モデルである姪の運動会というクリティカルな戦場で効果的な働きをした。あれだって、4000円くらいで拾ったものだ。礼を申して彼岸に送るのが正当だろう。

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 それでも、ペンタックスの電子シャッター機はそろそろ手を出すのが怖い。最近でも510円でK1000を落札したし、RELIANCE35mmF2.8付きのペンタックスKMを1000円で落札した。まだ撮影していないが、ちゃんと動きそうだ。RELIANCE35mmF2.8はプリセット絞りである。しかも、よく見たらKマウントではなく、Tマウントだった。しかし、Tマウント->Kマウントアダプターが手に入ったと思えば得したようなものだ。TマウントアダプターはプラクチカマウントやFマウントやFDマウントなど、既に複数所有しているしな。それはそれで気の毒な話なのだが。ところが、先日、名古屋の大型リサイクルショップのジャンクコーナーで*istが転がっていた時には悩んだ。デジ一眼レフの*istDSではない、フィルム一眼レフの*istだ。プライスタグは2000円と強気。MZシリーズなら壊れている可能性が高いが、*istだと確認される個体が少ないのでわからない。なので当日はスルーし、後日に2個のCR2を持参して動作チェックをした。図々しい話だが、勿論、店員に一言した。万引きだと間違われると嫌だからな。それで、その*istは壊れていた。どうもシャッターが切れない。例のモーター空回りとは違うようなのだが、完全ジャンクなのは間違いない。それよりも、ジャンク駕籠に前回には無かったMZ-7が転がっていたのだ。2個のCR2を詰めるとシャッターは切れて巻き上げも大丈夫そう。その辺りに転がっていたFA35~80mmF4~5.6をつけるとAFも大丈夫のようだ。ボディが300円でレンズが500円だった。無論、速攻で確保だな。やはり、拙僧にとってはペンタックスは「良き友人」なのだろうか。前述の完全ジャンクのMZ-7のストラップを組み合わせれば、当時の気分だ。

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 そういえば、極虎一工業高校の同級生でアーサヒ光学に入社した友人もいた。彼は拙僧のような喋りではないので業務内容は知れなかったが、光学系の最終的な検査をしているようだった。タダの検査要因ではなく、不具合が発生したレンズの問題を特定し、何かしらの結論を下す立場だったようだ。アーサヒ光学のオガーワ工場が閉鎖となり、彼は職を失ったが、アーサヒ光学はポストを用意していたと思う。職を辞した彼はイルクーツクから離れるのを良しとしなかったのだ。こういう土着意識は大陸流浪人の拙僧には理解できないところだな。彼は山間の野花の知識から、マシニングセンタの素材に対応した適切なオイルとビットの回転速度を瞬時に明確にする素晴らしい頭脳の持ち主である。自転車にしろ、光学機器にしろ、電話をするとあらゆるジャンルの回答が返ってくる。イルクーツクなんかに拘らなければ充分な年収を得るのは容易だろう。実際、イルクーツクにおいても彼の才能を眠らせることは無く、国内も海外も忙しく飛び回っていて、拙僧が気まぐれに帰郷しても会ってくれないな。

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 最近になって気づいたのだが、拙僧の通っていた極虎一工業高校は埼玉県でx番目に馬鹿な工業高校だったが、実際の生徒が全てお利口でないわけではなかった。イルクーツでは高校の選択肢も限られるし、何かと事情が有って大学は選択外だから極虎一工業高校で良好な就職先を狙った方もいらっしゃったのだ。拙僧の友人・先輩後輩は素晴らしい方々ばかりだ。中には空軍の整備兵から才能を買われ、士官学校を卒業した友人もいる。元アーサヒ光学の友人には、あらゆるスキルにおいて拙僧は敵わない。しかし、現在の女子友達の数は勝っているな。いや、拙僧はプロ女子は感心が無いので、20代の頃から連絡を継続していたり、三河に流れてから地道に開拓した女子友達だ。

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 それで、現在進行形で国際結婚妻に食わせてもらっているわけだ。つまり、埼玉県でx番目に馬鹿だったのは極虎一工業高校ではなくて拙僧個人なのだろう。馬鹿とは言わないがロクデナシなのは否定できないな。

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 秋季名古屋中古カメラ・用品大バーゲン会戦が近づいている。拙僧の師団も戦力温存で定期偵察も控えているのだが、全く目的も無く自転車を漕ぐというのも退屈なので、期待もせず戦闘のつもりも無くHオフを偵察したのだ。ところが、ジャンク2000円でニコンFEに接敵してしまう。但し書きには「シャッター不良」と書かれ、ビニールに包まれた物件はミラーアップした状態だった。ニコンFEオーナーの方ならピンとくるだろう。ニコンFEは電池が切れた状態でレリーズボタンを押下すると、ミラーアップしてフリーズするのだ。しかし、メカニカルシャッターの1/90とBは電池に関係なくシャッターが切れるのである。それで、ビニールをごにょごにょと引き延ばしたりしてシャッターダイヤルを1/90に設定し、巻き上げレバーを引いてレリーズボタンを押下すると、果たしてシャッターは切れたのだ。
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 勿論、電池を入れて正常に動くか保証はない。そういうジャンクのFEに2000円を払う価値があるのか。確かに大戦を控えた現在では慎重にならざるを得ない。それにニコンFEは既に麾下の師団に数台配備している。しかし、拙僧は部隊を動員した。というのは当時物の「ニコンチャート」、つまりアイテム・価格表が付属していたのだ。こういうのは手に入れようと思っても手に入らないし、それだけであれば損失を覚悟で確保するものではないので良い機会だと判断したのである。ファインダーが綺麗なのもプラスに働いた。また、ニコンFEの特性を見ぬけなかった店員の裏をかくような楽しみも存在を否定できない。
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 時代はニコンF2フォトミックASのものである。興味深いのは例の幻のAF引き延ばし機も掲載しているのだ。ちなみに、ニコンFEは50mmF1.8付きで95000円。拙僧が生まれた70年代の10万円である。拙僧が小学校の時には既に自宅にニコンFEがあったはずだ。中々、気合の入った買物だっただろう。 このページのトップへ

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